受験生は入試までの学習時間は限られていますので、貴重な時間を無駄にしたくないですよね。
このような事情から、「受験で使わない科目の授業を受けるのは、時間がもったいない」と考える人もいるでしょう。
その気持ちはすごくよく分かります。
今回は、受験で使わない科目との向き合い方について解説します。
- 授業や定期テストはどう乗り切るべきか
- どのくらいの労力をかければ良いか
といったことにスポットを当てて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
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大学受験で勉強する科目を絞るメリットや、勉強するべき科目の優先順位を以下の記事でまとめているので参考にしてください。
目次
受験で使う科目は早く決めるほど有利
まず、受験で使う科目は早く決めるほど受験勉強を有利に進められます。
下記のようなメリットがあるためです。
- 受験勉強するべき科目が明確になる
- 勉強する科目の時間配分が決まる
- 受験の具体的な勉強スケジュールを組み立てられる
当然ですが、大学受験では学校の授業で習っている全ての科目を勉強する必要はありません。
- 志望する大学が文系or理系
- 私立大学志望:主に3科目
国公立大学志望:主に7〜8科目 - 志望大学の出題範囲・傾向
このように一人ひとり勉強する科目や範囲は異なります。
なるべく早く受験科目を絞り込むことで、勉強スケジュールを細かく設定し、ゴールに向かって効率の良い勉強ができるのです。
受験で使わない科目も勉強するべきか?
受験で使わない科目も授業をきちんと聞いたり、定期テスト対策もしっかりとしないといけないのでしょうか。
ここからはその点について解説していきます。
受験で使わないならあまり勉強しなくていい
受験で使わない科目も必死に勉強するべきなのでしょうか。
答えはNOです。
下記のように本当に受験で使わないと決まっている場合は、その科目に費やす時間がもったいないからです。
例)「私立理系志望だから社会は絶対に使わない」と決まっている
大学受験のライバル、特に浪人生は朝から晩まで自分の志望校の受験科目のみを勉強することができますよね。
そう考えると、現役生は浪人生の勉強時間よりも非常に少ない時間で受験勉強をしなければなりません。
この状況のなか、受験科目以外の勉強をするのは非効率なのです。
以上のことから、絶対に受験で使わない科目と言い切れるのであれば、勉強しなくても良いでしょう。
(注意)
定期テストで赤点や欠点を取ってしまうと補習授業を受けることになったりして、逆に時間を取られてしまう可能性もあります。
赤点や欠点を取らない最低限の勉強はするようにしましょう。
授業中は内職するのもあり
受験で使わない科目について、学校の授業は内職するのも「あり」でしょう。
内職とは、つまり授業とは別の内容の勉強をすることです。
とはいえ、少し先生に対して後ろめたい気持ちがあるかもしれません。
しかし騒いで他人に迷惑をかけているわけでもないのであまり気にする必要はありません。
学校の授業は、勉強が苦手な生徒に合わせてゆっくりのペースで進む場合もあります。
その場合、すでに理解している内容であれば、もう一度じっくり授業を聞く必要はありません。
このような人は授業中に内職しても問題ないでしょう。
大学受験に受かる人の特徴を以下の記事でまとめているので参考にしてみてください。
受験で使わない科目の授業を受けるメリット
受験で使わない科目は力を入れて勉強する必要がないことをお伝えしました。
しかし、そのような科目でも学校の授業を真面目に受けるメリットはあります。
- 意外と息抜きになる
- 知識は繋がっているので思わぬところで役に立つ
意外と息抜きになる
受験科目ではない科目の授業も、時には息抜きになります。
大学受験は長期戦であり、常にプレッシャーやストレスを感じながらストイックに勉強をしますね。
そうすると、時には脳を休ませてあげたり気分転換をすることも大事になります。
その時、学校の授業は意外と受験勉強の息抜きになるのです。
真面目に聞いていれば意外と面白いなと感じることもあるでしょう。
そして授業をしっかり聞いていれば、定期テストのための対策をしなくて済むというメリットもあります。
このように、受験で使わない科目も息抜きになるので、気分転換に授業を受けてみることもおすすめです。
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知識は繋がっているので思わぬところで役に立つ
受験で使わない科目の授業も思わぬところで役に立つ場合があります。
知識は繋がっており、使わない科目で学習した内容が受験科目で活かせることが出てくるからです。
例えば、英語の長文問題が社会系の題材になる場合があります。
特に世界史や地理など、社会科目は繋がる部分が出てくるケースが多いです。
- 奴隷制度や差別の歴史的背景
- 環境問題
- 海外の政治や文化
社会課題の内容は英語長文でも出題されやすく、知識を持っていると推測しながら読み進めることができたりもします。
このように、受験で使わない科目が思わぬところで役立つかもしれませんので、授業を息抜きとして楽しく学ぶと良いでしょう。
定期テストは最低限の勉強でOK
最後に、受験で使わない科目の定期テスト勉強はしっかりやるべきでしょうか。
結論から言いますと、「最低限の勉強でOK」です。
普段の授業を息抜きとして聞いていれば、ある程度の点数は取ることができるでしょう。
テスト範囲をしっかり把握し、内容を確認しながら一度だけ演習問題を解くなど、簡単な対策で問題ありません。
つまり赤点を取らないように、最低限の対策だけはしておくことがポイントです。
このように、定期テストは高得点を目指す必要はなく、目をつけられない程度の点数を取れる勉強をしましょう。
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