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【理系必見】文転のメリットとタイミング|いつまでに文転するべきか徹底解説

「理系にいるけど文系大学に進学希望」

「理系の数学についていけない」

このように理系のクラスに在籍していながらも、文系に変更したいと考える高校生は多くいます。

私も高校生のときは理系に在籍していました。

高3になって物理や数学の難易度が上がり、授業の内容が理解できなくなってきたことから文転を考える友人が何人かいました。

文転はきちんとした目的があれば大きなメリットになります。

しかし、ただ「授業についていけないから」など安易な理由で文転するとデメリットを伴うので注意が必要です。

今回は文転のメリットや失敗しないタイミング、遅くともいつまでに文転するべきかを解説していきます。

あなたが文転を検討しているのであれば、本当に文転をしても大丈夫なのかこの記事を読んでよく考えてみてください。

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「数学が苦手だから文転」は注意!安易な決定は後悔につながる

数学が苦手だから文転は要注意

「数学が苦手だから文転する」のは早計ですので要注意です。

なぜなら、数学が苦手だったとしても受験対策の仕方で理系大学への合格は可能だからです。

また、「自分が将来何をやりたいか」・「大学で何を学びたいか」をよく考えてみることが大切です。

数学が苦手なだけで自分のやりたいことを諦めることは非常にもったいないことです。

また、理系からの文転は比較的簡単にできますが、文系からの理転は難しいのが現実です。

あまりよく考えずに文転してしまうと理系には戻れないので、注意が必要です。

この記事をよく読み、学校の先生や塾の講師など、相談できる人に疑問をぶつけてみて、文転をするべきかどうかを検討してみてください。

早まって安易に決断すると後悔することにつながるので、よっぽどの理由がない限りは一人で決めてしまうことはおすすめできません。

文転した時の5つのメリット

文転のメリット

文転するメリットは5つあります。

あなたが文転をしようか悩んだときの参考にしてみてください。

  1. 文系の学部に行ける
  2. 数学・物理を回避できる
  3. 数学を活かして受験を有利に進められる
  4. 私立大学を併願しやすい
  5. 大学の勉強の難易度が易しい

1.文系の学部に行ける

一番のメリットは文系の学部に行けることです。

特に文系の国公立大学を志望していると社会科目を2つ選択しないといけない場合があります。

学校の理系のクラスだと社会は1つしか勉強しないこともあるので、文転することで2つ授業を受けられるようになります。

それにより、経済学部や経営学部など文系のどの学部にも受験することができるようになります。

しかし私立文系であれば国語・英語・数学で受験できる大学も多くあります。

そのため、必ずしも文系の大学に行きたいからといって、理系のクラスから文転して文系のクラスに変更する必要はありません。

理系のまま文系の学部の受験をすることも十分に可能です。

2.数学・物理を回避できる

理系を選んだけれども、後から数学や物理が苦手だと気付く人も多くいます。

文転を考える理由の一つとして「数学や物理が苦手」というものがあるでしょう。

文系であっても国公立大学であれば数学は必要なことが多いですが、理系と比較すると配点を大幅に減らすことができます。

大阪大学を例にすると文系と理系では下記のように数学の重要性が大きく異なります。

2023年度 大阪大学文学部 前期

数学の占める割合:50点/600点満点

共通テスト:国語50点満点
共通テスト:英語50点満点
共通テスト:数学50点満点
共通テスト:社会60点満点
共通テスト:理科40点満点
二次試験:国語150点満点
二次試験:英語150点満点
二次試験:社会or数学100点満点

2023年度 大阪大学理学部 前期

数学の占める割合:300点/1000点満点

共通テスト:国語100点満点
共通テスト:英語50点満点
共通テスト:数学50点満点
共通テスト:社会50点満点
共通テスト:理科50点満点
二次試験:英語200点満点
二次試験:数学250点満点
二次試験:理科250点満点

3.数学を活かして受験を有利に進める

「数学は苦手ではないけど文系の学部に進みたい」

このように考えている理系の学生であれば文転して数学を活かすことができます。

文系の学部であっても多くの大学では一般試験・二次試験を国語・英語・社会or数学の3教科で受験できます。

つまり数学が苦手でない人は国語・英語・数学で文系の学部に受験できるのです。

そして文系の学部で出題される数学の問題は理系の学部の入試よりも難易度が低く、社会よりも数学の方が点数が取りやすいと感じる人もいるでしょう。

受験科目に数学を選択することで、受験勉強の暗記量を減らすことにもつながりますので検討してみてください。

4.選択肢の幅が広がる

各大学の学部一覧や募集人数などから見ても、理系よりも文系の方が学部や募集人数が多いことが明らかです。

そのため文系の受験生の方が受験する大学や学部の選択肢が広いということなのです。

例えば明治大学であれば学部は以下のようになっています。

文系

  • 法学部
  • 商学部
  • 政治経済学部
  • 文学部
  • 経営学部
  • 情報コミュニケーション学部
  • 国際日本学部

理系

  • 理工学部
  • 農学部
  • 総合数理学部

5.大学の勉強の難易度が易しい

大学入学後の勉強量と難易度は、文系に比べて理系の方が大変で難しいことが一般的です。

授業や研究などの拘束時間が長いのも理系の特徴です。

一概にはいえませんが、単位が取得しやすいなど勉強の内容や出席の取り扱いが易しいのは文系大学の特徴です。

研究やレポートに追われない分、資格の取得や就職活動など他の分野に力を注げるのも魅力的です。

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文転した時の4つのデメリット

文転のデメリット

文転するメリットがある一方で、デメリットも存在します。

デメリットをきちんと把握した後、本当に文転するべきかを検討してみてください。

  1. 国語が苦手な人は苦労する
  2. 得意な科目を利用できない
  3. 再度理転するのは難しい
  4. 就活が難しくなる

1.国語が苦手な人は苦労する

もともと数学や物理など理系科目を得意とする人が多いのが理系です。

逆に理系の人であれば国語が苦手な場合もあるでしょう。

文転をすれば、一般入試や二次試験で国語の配点が高くなったり、記述式問題を解く機会も増えます。

数学と同じで国語にも解き方が存在するので、勉強のやり方次第で点数アップは期待できますが、国語に苦手意識がある人にとっては苦労する科目となるでしょう。

国語が苦手な理系の学生が文転すると、このような壁に当たってしまうので注意が必要です。

2.得意な科目を利用できない

数Ⅲや物理など理系科目を得意とする場合、文系大学の受験で活かせなくなる可能性があります。

特に数Ⅲは文系の学部であれば出題されることはほとんどないでしょう。

物理であれば社会の代わりや、共通テストの理科基礎で利用することができますが、配点はあまり高くならないでしょう。

数学や物理が得意な場合は、せっかく得意な科目があるのに文転することで入試に利用できない可能性があるので注意が必要です。

3.再度理転するのは難しい

文転した場合には、数Ⅲといった数学の勉強はストップしますよね。

文転した段階で数学や理科の勉強をほとんどやめてしまう学生もいるでしょう。

そういった時に、文転した後に理転したいと考えても、数学や理科で遅れをとってしまう状況になるのです。

つまり、一度やめていた勉強を再び学び直すので時間を無駄にしてしまい、周りの理系学生との競争に負けてしまう可能性が高くなります。

そのため文転する場合は、理転することはないことを覚悟したうえで決断するようにしましょう。

4.就活が難しくなる

一般的に、理系の学生の方が就活はスムーズに進められます。

理系ですと大学の研究室の教授からの推薦があったりし、数少ないエントリーで就職先を見つけることができます。

また理系の学生は、いわゆる理系の仕事である研究職と、文系の学生が応募する営業職や総合職といった職種どちらにもエントリーすることができます。

しかし、文系の学生は研究職に応募できないことが一般的です。

つまり理系の学生の方が就活をする際に幅広く受けられるのです。

文転のタイミング!いつまでに文転するべきか

文転のタイミング!いつまでに文転するべきか

ここまで文転のメリット・デメリットをご紹介してきました。

では、本当に文転を希望している高校生はどのタイミングで文転をすればいいのでしょうか。

文転するタイミングについて3点まとめているので確認するようにしましょう。

文転する覚悟が決まったらできるだけ早く

まず、前提として文転する覚悟が決まったらできるだけ早く文転するべきです。

もちろん先生や親、塾の先生など周囲に相談してからです。

相談して文転することを決めたなら、タイミングを計る必要はなく、できるだけ早く文転することをおすすめします。

そうすることで1日でも早く文系の勉強に着手できたり、文系のクラスの授業を受けさせてもらえるようになるからです。

受験は時間との勝負でもありますので、文転することが決まったらすぐ行動するようにしましょう。

3年生に進級する時

3年生に進級するタイミングで文転を考えることでスムーズに移行することができます。

受験勉強が本格化するのは3年生になってからです。

もちろん2年生までに文系、理系それぞれで授業が進んでしまっていることもあるでしょう。

しかし3年生に進級する時に文転することで文系のクラスに移動させてもらえることもあり、3年生から文系の授業を受けることが可能になります。

遅くとも夏休み前までには最終的な判断

夏休みに入れば、本格的に受験対策が始まって志望校対策も具体的になってきます。

普段学校の授業がある現役生にとっては、夏休みをどのように過ごすかで受験の成否を大きく分けるといっても過言ではありません。

しかし夏休み以降に文転すれば、これまで勉強していなかった文系科目に時間を割くなどどうしても周りから遅れを取ってしまいます。

夏休みに勉強していた内容が無駄になってしまう可能性もあります。

そのため遅くとも夏休みが始まるまでには最終的な決断はしておくようにしましょう。

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