「勉強に集中できない」「勉強中についついスマホを見てしまう」
といった勉強のサボリ癖を悩みに持つ受験生は多いのではないでしょうか。
受験目前で勉強をサボってしまうのはよくありませんよね。
私も受験生のときは「勉強しないといけない」とわかっていながらも、少し勉強が進めば携帯や漫画に手が伸びてしまっていました。
勉強をサボってしまう人には、3つの原因があります。
実はこの3つの原因は、ちょっとした対策を取ることで簡単に解決することができます。
今回は、勉強をサボってしまう人に確認してもらいたい3つの原因とサボリ癖を克服するためのコツについてまとめました。
「本当に克服できるのか」と疑いたくなると思いますが、今日からできる手軽な方法ばかりです。
勉強のサボリ癖に悩む受験生にはぜひ参考にしてもらいたいと思います。
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目次
家で勉強する時間が受験の成功を左右する
先ほども説明したように塾や予備校に通っている人であれば、塾が休みの日や帰宅してから家でさらに勉強している人が多くいるでしょう。
独学の人であればカフェや図書館などで勉強することもあるでしょうが必ずと言っていいほど自宅での勉強時間が多くなるでしょう。
成績が伸びる時というのは問題を解いている時ではなく、その問題を解いて復習することで理解できた時になります。
塾に通っていたりすると勉強の復習まで塾にいる時間にやり切れることは少なく、家に持ち帰って覚えきれなかった英単語などを復習したりするでしょう。
その復習をする時に集中力が高い勉強を行える人と、家ではあまり集中できないためなんとなく参考書を開いて時間が過ぎてしまっている人では成績の伸びが全く違う結果になってしまいます。
それぐらい自宅での勉強の質を高めることは重要ですので、そこをおろそかにしないようにしていきましょう。
家で勉強に集中できない・サボってしまう3つの原因
勉強をサボってしまう原因は3つあります。
あなたに当てはまる原因があるかもしれませんね。
勉強をサボってしまう原因が見つかれば、対処方法を考えることができます。まずは原因についてよく考えてみましょう。
勉強する環境に誘惑が多い
あなたが勉強しようとしたとき、目の前にスマホがあったり部屋の片隅にテレビがあったりしませんか?
漫画や雑誌、趣味の物なども該当します。
勉強していてもあなたが気付かないうちに、意識は誘惑の方に向いていますよ。
勉強しても楽しくない・達成感がない
勉強が「分かった!理解できた!」という体験や模試の成績が上がるといった数字を目で見て確認できるような達成感がないと、勉強をしていても楽しくありませんよね。
受験勉強に関しては、結果が出るまでの期間が長いので達成感は得られにくいことから勉強をサボってしまう原因にもなりやすいです。
短期的な目的がない
「受験の合格」や「定期テストの点数アップ」は長期的な目的です。
「今日はここまで勉強する」など短期的な目的が明確にないと、勉強を始めたものの終わりが見えてこないのでサボってしまうことつながります。
私は高校生のときに、家庭教師の先生と一緒に勉強をしていた時期がありました。
最初は私の部屋で勉強をしていたのですが、漫画や雑誌など誘惑だらけで勉強に集中できませんでした。
自室での勉強は難しいとわかったので、使っていなかった和室を片付けて家庭教師の先生と勉強をすることで集中力を保っていました。
勉強をサボってしまう原因は人それぞれなので、ご紹介した原因がすべての人に当てはまるとは言い切れません。
しかし、これらの原因によって勉強のサボリについて悩んでいる受験生は少なくありません。
勉強サボリ癖の原因を自己分析してみることは大切で、今後の勉強に大きく影響すると理解しておいてくださいね。
家で勉強に集中する5つの方法
ここからは家で集中して勉強を行うために重要なことを5つ紹介していきます。
- 志望校合格から逆算してスケジュールを立てる
- 今日の目標を明確にする
- 自宅ならではの工夫をする
- スマホを親に預ける
- 勉強する時間を決めておく
志望校合格から逆算して毎月のスケジュールを立てる
これは自宅での学習以外でも重要なことですが、まずはゴールから逆算して今の立ち位置とやるべきことを明確にしておくことが必要です。
ゴールというのは志望校に合格することですので、そこから逆算して各科目ごと『何月に』『どんな勉強をして』『どれだけ成績を伸ばすか』という計画を立てておく必要があります。
もちろん計画通りに勉強が進まなかったり、成績が伸びないことは多々あります。
しかし、計画を立てていないとあなたの思った通りに勉強が進んでいるのか、それとも大幅に遅れているのか今の状況が分からなくなってしまうのです。
そのためまずはゴールから逆算して毎月の計画を立てて自分が何をどんな勉強をするのかを明確にしておきましょう。
今日やることを明確にする
志望校への合格から逆算した後は、そのために今日何をするべきかを明確にしておく必要があります。
『持っている参考書で数学のベクトルの問題を解いて復習までする』や『生物の光合成のしくみについて理解して問題を一通り解いてみる』など今日何をやるのかを決めておきましょう。
そうすることで家にいるときに「今から何をしようか」と考える必要がなくなるのです。
また、今日やることは前日の夜に前日までに進んだ状況と今月の目標とを照らしながら明日どんな勉強をするべきなのか決めておくといいでしょう。
そうすると朝起きた段階で自分が何をするか考えずに行動に移すことができます。
自宅ならではの工夫をする
塾や予備校に通っている人であると自宅にいるときはガッツリ問題を解くというよりは、英単語や公式の暗記など軽めの勉強に取り組んでいる人が多いでしょう。
暗記をする時に声に出してみたり、英単語であれば身の回りのものとリンクさせながら覚えたりと自宅だからこそできる勉強法をすると効率よく暗記することができます。
それ以外にも社会や理科の科目は暗記した後に内容を理解していくことが重要になりますが、これも声に出して誰かに説明するように勉強することもオススメです。
誰かに教えようと思うと、当然自分が理解しておく必要があるので自分が何を理解していて、何を理解できていないかが分かるのです。
スマホを親に預ける
勉強法以外に集中するためには誘惑や雑念を遠ざけることが重要になります。
特に、スマホは一度触ってしまうとLINEなどのSNSやネットサーフィンなどをしてしまい、気がつくと1時間経っているなんてこともあるでしょう。
あなたがスマホを触っている間にライバルとなる他の受験生は勉強をしています。
ここで差をつけられないように勉強する時にはスマホを身の回りから遠ざけるため、電源を切って親に預けておくことをお勧めします。
勉強する時間を決めておく
家で勉強する時間をあらかじめ決めておくことも集中力高く勉強をするためのコツになります。
机に向かって座りながら、ただなんとなく勉強しているよりも塾から帰ってきた22:30〜23:30の一時間を毎日勉強するなどと決めておくことでメリハリを持つことができます。
そして、特に塾から帰宅してからの勉強だと夜遅くになってしまうため、時間を決めておかないといつまでも起きてしまうということになりがちです。
それが質の高い勉強であればいいのですが、机に向かって参考書を開いてちょこちょこと勉強しているだけでやった気になっているのが一番悪質です。
そういったことを防ぐためにも勉強する時間をあらかじめ決めて、睡眠時間も確保しておくことが大事になります。
目標・目的を持つことが勉強のサボり防止につながる
ここまで勉強サボリ癖の原因や克服のコツをご紹介してきましたが、勉強をサボらないようにするにはあなたのモチベーションを高めることが大切です。
長期的な目標はもちろん、短期的な目標を立て続けていくことが勉強へのモチベーションに直結していきます。
大学受験を乗り越えるためには、モチベーションは高く維持しておかなくてはいけません。
「志望大学合格」が長期的な目標とするのであれば、合格までに必要な勉強量とその勉強量をこなすためにいつまでにどの勉強をやるかなど短期的な目標を立てると勉強へのやる気につながっていきますよ。
私の友人には、小さい頃からの夢をかなえるために国立大学合格を目標としている人がいました。
目標や目的があるので、モチベーションは常に高い状態でした。短期的な目標は明確に立てられていたので、勉強に取り組む姿勢が周りとは違いましたね。
もちろん、目標や目的はモチベーションに直結しますが苦手科目や点数の伸び悩みがある分野の勉強では目標や目的を持つことが難しい場合があります。
あなたの気が付かないうちに勉強のサボリにつながっている可能性は十分考えられますよね。
目標や目的を立てることが難しいときには「サボリ癖を克服するコツ」でご紹介したように学校や塾の先生に相談して、一人で悩まないようにしましょう。
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