部活に打ち込んでいるあなた。
同じ部活の仲間同士が集まり、目標に向かって頑張っていることでしょう。
高校生の部活動は今しか経験できない貴重な時間ですので、ぜひ切磋琢磨して残された時間を過ごしてもらいたいものです。
「部活動に一生懸命になりすぎて、計画通りに勉強ができない」
「予備校と部活が両立できず、成績が上がらない」
といった悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。
限られた時間の中で、部活動と勉強のバランスをベストな状態で保つことは非常に難しいですよね。
今回はそんな悩みを抱えるあなたのために、塾や予備校をしっかり両立させるコツを徹底解説します。
そしてこれから塾通いを検討しているあなたには、様々な形態の塾・予備校がある中でどのような塾・予備校を選べばよいかをアドバイスしますので、ぜひ参考にしてください!
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目次
塾・予備校と部活を両立するコツ
1週間のスケジュールを整理する
まずあなたがすべきことは、1週間のスケジュールを整理して、捻出できる勉強時間がどれくらいかを知ることです。
なぜなら、部活動といっても週3回の文化系のものや、週7日のハードな運動部まで確保できる勉強時間は人それぞれで、あなたが確保できる勉強時間を「見える化」することが大切だからです。
もし週5回の練習があり、土日も大会や練習試合が入ってしまうハードな部活だったら勉強できる時間はかなり限られてしまいますよね。
でも、一度そのスケジュールを整理してみたら「平日20~30分」だけでも勉強できる時間帯があるかもしれません。
もしかしたら土日の練習試合や大会は毎週でなく、1週間おきの場合が多いかもしれません。
このようにスケジュールを整理して、1週間にどのくらいの勉強時間が取れるのかを把握して、その時間に塾の宿題や予習をする計画を立てようにしましょう。
勉強に充てられるはずの時間に寝てしまうのか、その時間を有効活用するかで、成績の伸びは変わってくるはずです。
このように、まずはあなたの1週間のスケジュールで、勉強に充てることができる時間がどのくらいあるのかを整理してみましょう。
学校の休憩時間を活用する
あなたが部活動に時間を取られてなかなか勉強時間を確保することが難しい場合、学校の休憩時間を活用することもおすすめです。
学校であれば気分的にも勉強モードになっていますし、こういった「隙間時間」に予備校の宿題をやったり、英語の単語や熟語を覚えたり、数学の問題を1問だけ解いたりすることは非常に効果的だからです。
例えばたった1つの英単語でも、休憩時間ごとに覚えれば、1日5~6個は少なくても暗記できるのではないでしょうか。
1週間で30個、決して多くないかもしれませんがそれでもやるのとやらないとでは、全然違いますよね。
1ヶ月で120個、1年で1,000個以上の新しい単語が覚えられると思うと、なんだかワクワクしませんか?
この時間に塾の宿題をするのもおすすめです。
「授業の延長ですし、限られた時間でここまでやる」と決めてしまえば、集中して解くことができますね。
集中して数学の計算問題解けば、解く時間が早くなるかもしれません。
このように、塾・予備校の宿題や暗記は、学校のお昼休憩などを活用するようにしましょう。
メリハリをつける
部活動で疲れていても、勉強する時間が限られていても、メリハリをつけて学習するようにしましょう。
志望校に合格した先輩方が口を揃えて言うキーワードこそ、「メリハリ」「集中力」などであり、とても重要なことだからです。
例えばメリハリのある生活とは、「学校や塾の授業中は寝ずにしっかりと集中して聞く」「自宅で勉強するときにはスマホを手元に置かない」「疲れていると感じるときはしっかり睡眠をとる」などです。
悪い例は、ダラダラとスマホを片手に勉強をして、10分で解ける問題を20分かけて解き、疲れているのに遅くまで寝ず、次の日の授業に集中できないことです。
勉強と部活を両立するためには、休憩のメリハリをつけて、勉強するときにはしっかり集中することを意識しましょう。
部活と両立のための塾・予備校の選び方
映像授業がある塾・予備校を選ぶ
あなたの部活がハードな運動部で、スケジュールを整理してみても塾に通う十分な時間が取れない場合は、映像授業のある塾・予備校を選ぶようにしましょう。
映像授業は自分のペースで進められるからです。
通塾の場合、決まった曜日・時間に行かなければならず、塾へ行くまでの準備時間や通塾の時間などかかってしまいますね。
映像授業の塾であればその時間が短縮できますし、理解できなかった部分を一度停止したり、何度も繰り返したりすることができます。
このように部活動がハードで時間が取れない場合は、自分のペースで進められる映像授業を検討してみましょう。
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個別指導塾を選ぶ
通塾を考えている場合で部活との両立が少し不安な人は、個別指導塾を検討しましょう。
個別指導塾は集団塾に比べて、ある程度融通がきくからです。
例えば個別指導塾の場合、生徒一人ひとりに合わせた学習プランを作成してくれる塾が多いのです。
さらに急な部活動の練習が入った時などは、前日までに連絡すれば授業の振替が可能な塾もあります。
このように、通塾を検討している人は融通がきく個別指導塾がおすすめです。
勉強の計画を相談できる
塾に通う場合、塾長と直接会い、塾の雰囲気を感じて、勉強の計画を相談できそうな塾を選ぶようにしましょう。
塾といっても規模やカラーは様々であり、自分に合った塾を選ぶことが大切だからです。
あなたの場合は部活動との両立できるかが不安要素だと思いますので、それを入塾前に塾長にぶつけてみましょう。
そしてその塾が部活との両立に寛容で、学習計画を相談できるかどうか確かめるようにしましょう。
学校や自宅から近い塾・予備校
部活に時間を取られてしまうあなたの場合は、学校や自宅から近い塾・予備校を選ぶようにしましょう。
なぜなら、ことわざで「時は金なり」と言うように、あなたの確保できた学習時間は忙しいあなたにとっては貴重なものだからです。
だからこそ通塾に時間を使ってはもったいないので、効率的な時間の使い方をしましょう。
塾・予備校が学校や自宅から遠ければ、それだけで身体も疲れてしまいます。
このように、塾を選ぶ場合はまずは立地を確認して、自宅や学校から近い場所を選ぶようにしましょう。