「定期テストでは良い点数を取れるんだけど、模試になると点数が悪いのはなんでだろう…」
「定期テストでしっかり勉強して答えがわかっていたはずなのに、模試になると答えが分からなくて…」
このように、定期テストは点数が良いのに、模試では点数が悪いと悩んでいる人は実は多くいます。
定期テストだけできる人は、受験生としては危険です!
そこで今回は、定期テストを模試の違いを把握したうえで、
- 定期テストができて模試ができない理由
- 模試で点数を上げる方法
この2つを解説します。
定期テストだけできる人は、受験で失敗する可能性が高いです!
受験で失敗しないためにも、この記事を最後まで読んで、原因と対策を知り、模試でも良い点数をとれるようになりましょう。
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目次
定期テストと模試の違い
定期テストを模試の違いを確認してみましょう。
定期テスト
- 授業の内容を理解できているかを測る「確認テスト」
- 範囲が限られている
- 学校によって問題のレベルが違う
模試
- 自分が持っている知識の応用力を試す「実力テスト」
- 範囲が広い
- 全国でレベルが統一されている
このように、定期テストと模試は、「確認テスト」と「実力テスト」でそもそもの目的が違います。さらに、出題範囲や問題レベルが違うのも特徴です。
では、定期テストと模試の違いを認識したうえで、定期テストができて模試ができない原因と対策を解説していきます。
定期テストができて模試が苦手な理由
定期テストができて模試が苦手な主な理由を2つ解説します。
定期テストは暗記だけで対策している
定期テストを暗記だけで対策していると、模試では点数が取れません。
定期テストは範囲が決まっているため、その範囲だけを暗記していれば点数ととることができます。
たとえば、英語ではその範囲にでてくる文法と単語、数学では数式、日本史では1つの時代についてです。学校によってはテストの内容が教科書の問題とほぼ同じ場合があります。
しかし、模試は範囲が今まで学習してきたことすべてで、かつ全国統一なので自分が使っている教科書の問題とは全然違う問題が出題されます。
基礎や単元の流れを確実に理解していなければ、解き方が分からずに点数を取ることができません。
よって、定期テスト対策で基礎の理解を深めるのではなく、丸暗記で対策をしている場合は、定期テストでは成績がよくても模試では成績が悪くなります。
定期テストで暗記した内容を忘れている
定期テストで暗記した内容を忘れていると、模試では点数が取れません。
さきほどもお伝えしたが、模試は範囲が広いため、基礎力が身についていなければ点数を取ることができません。
定期テストをほぼ一夜漬けで丸暗記し、テストが終わった後に暗記した内容を忘れていれば、あたりまえですが解き方や答えがわからないですよね。
私はこの一夜漬けの丸暗記タイプだったので、定期テストでは学年トップ10に入るのに、実力テストとなると順位は中間ぐらいに落ちてしまっていました。
長期的に地道に暗記するのではなく、テストの直前に詰め込んで短期的に暗記して忘れてしまうという勉強法では、模試では成績が悪くなります。
模試の点数を上げる方法
定期テストだけではなく、模試の点数も上げる方法を3つ解説します。
過去の定期テストを解いて苦手分野を分析
過去の定期テストを解いて苦手分野を分析しましょう。
定期テストは範囲が決まっており、その単元だけ勉強し暗記すれば点数が取れてしまうので、自分がどの単元が苦手なのかを把握しにくいです。
模試で点数を上げるためには、まずは自分が苦手な分野を知る必要があります。
そのために過去の定期テストをもう一度解いてみることがおすすめです。
過去の定期テストを既に捨ててしままった場合は、教科書や問題集の各単元の基礎問題を解いて分析しましょう。
模試の範囲が広いため時間はかかりますが、苦手分野を分析・把握しその部分の基礎を確実に理解することが、模試で点数を上げるためには必要です。
学んだ内容は自分の言葉で説明・解説する
学んだ内容を自分の言葉で説明・解説してみましょう。
言葉での説明・解説は、その内容と説くまで過程を確実に理解していないとできません。
言葉で説明できる場合は確実に理解している、言葉で説明が難しい場合は理解に至っていないと自分の理解度を測ることができます。
自分一人で行ってもよいですが、誰かに自分の言葉で伝えてみるとより効果的です。
人に伝えるためには要点をわかりやすく説明する必要があります。
要点をまとめることができるということは理解できているということです。さらにすでに理解がある人に説明すると、間違っている部分に気づける場合もあります。
学んだ内容をアウトプットすることは、記憶の定着にもつながります。
ただ丸暗記するのではなく、自分の言葉で説明・解説しアウトプットをすることで、模試でも点数を取ることができるようになります。
定期テストを実力発揮の場に変える
定期テストは実力を発揮する場に変えましょう。
定期テストのための対策をするのではなく、模試対策で自分の実力を上げるために定期テストの勉強を行うという考え方に変えましょう。
初めにもお伝えしましたが、模試は「実力を試すもの」、定期テストは「確認するもの」です。
定期テストのために勉強するのではなく、勉強した基礎力や応用力の実力発揮のために、定期テストを利用すると、自分の現状が把握でき、模試でも点数を取ることができるようになります。
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