大学受験の結果を受けて浪人を決意した場合、「志望校を上げるべきなのか?」・「浪人するなら志望校を上げたい」と考えたことはありませんか。
1年間を勉強に費やすのですから、現役時に受験した大学よりもレベルの高い大学を目指したくなりますよね。
結論としては、浪人で志望校を上げるべき人には3つの特徴があります。残念ながらすべての浪人生が志望校を上げることはできません。
また、浪人で志望校を上げることにはメリットとデメリットがあります。「志望校を上げる」と宣言することは簡単ですが、具体的な計画がないとデメリットしか生まれません。
今回は、浪人で志望校を上げるべき人の3つの特徴についてまとめました。志望校を上げるべきなのか悩んでいるあなたにぜひ確認してもらいたい内容です。
志望校を上げるメリットとデメリットについては、具体的な例を挙げて紹介しているので参考にしてみてください。
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目次
浪人で志望校を上げるメリット
浪人で志望校を上げるメリットは3つあります。あなたがこのメリットを継続して受験勉強に活かすことができれば、志望校を上げることは可能でしょう。
モチベーションを高くいられる
高い目標設定は、あなたのモチベーションを高い水準で保ってくれますよね。
1年間の浪人生活は現役時とは違ってイベントもなく、毎日机に向かって勉強するのみです。長く苦しいと感じるときもありますから、高い目標設定でモチベーションを高く持ち続けることは大事ですよ。
目標が高くなるため成績が上がりやすい
人間は、目標以上のことを頑張るのが難しいです。目標が上がれば必然的に今まで以上に努力して頑張ることにつながりますよね。頑張った分だけ成績が上がります。
滑り止めで現役時の志望校を受けられる
浪人で志望校を上げると、もともと受験を予定していた大学は滑り止め大学になります。
大学のレベルを上げて勉強してきたわけですから、仮に合格できなかったとしてもあなたの偏差値は上がっている可能性が高いです。現役時の志望校には合格できる可能性は大いにありますよね。
個人の能力や技術を尊重してくれる時代になってきてはいますが、まだまだ日本では学歴を重要視する企業や会社は多くあります。
浪人中に志望校を上げて合格することができれば、就職活動の時に選択肢が広がることが期待されますよ。
浪人で志望校を上げるデメリット
志望校を上げることにメリットがあれば、デメリットも存在します。
浪人をしてこれから志望校を上げようと考えている場合、現役時に行った受験対策が無駄になることがあります。「マイナビ学生の窓口」が大学生に行ったアンケート調査では、大学受験をもう一度やり直したいと回答した人の意見が紹介されています。
「大学受験をやり直したい」と後悔している大学生は約4割も! 「第一志望にリベンジしたい」「就職で有利な大学へ……」| 入学・新生活| 入学準備・新生活| マイナビ 学生の窓口(mynavi.jp)
「もっと上の大学に行きたかった」という意見もあるため、あなたが「大学に通いながら後悔している人もいる、せっかく浪人するからもっと上の大学に挑戦しよう」と思うかもしれません。
しかし、志望校を上げることで起こるデメリットについてもよく理解しておかないと、1年間の浪人が無駄になってしまいますよ。
対策する科目数が増える
中学・高校受験とは違い、大学受験は大学や学部によって受験科目が異なります。あなたが上げようとしている志望校は、受験科目に何が必要でしょうか。
あなたが得意とする科目数が増える分にはほとんど問題ないと思いますが、1年間の浪人で新たに対策する科目数を増やして勉強するのは覚悟をしておいた方がいいです。
勉強のスケジュールを立て直す必要がある
1年間の勉強スケジュールは、志望校合格から逆算して作成しますよね。
このため、志望校を上げてしまうと新たに受験対策や勉強を進めていく計画などスケジュールの立て直しが必要になってきます。
志望校の受験情報の収集やスケジュール管理に時間を割くことになるため勉強時間の確保が難しくなりますよね。だからといってあいまいなスケジュール管理では、上げた志望校に合格することは難しいですよ。
志望校を上げてモチベーションアップにつなげることで勉強への意識が高まることはありますが、勉強をしないと偏差値や成績は上がりません。
志望校を上げることは、成績が上がっていれば受験勉強シーズン途中でも遅くはありませんから、まずは具体的な勉強計画を立てましょう。
時間だけが過ぎるような勉強ではなく、「わかった!」・「解けた」と中身の濃い充実した勉強を継続するようにしましょう。
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浪人で志望校を上げるべき人の3つの特徴
ここまで志望校を上げるメリット・デメリットについてご紹介しましたが、浪人で志望校を上げるべき人には3つの特徴があります。
今の志望校よりも行きたい大学がある
人によって理由は様々ですが、「どうしても今の志望校よりもこの大学に行きたい」と熱意を持っている人は志望校を上げるべきです。強い気持ちを持ち続けられる人でないと勉強は続きません。
現役の時から着実に成績が上がっている
あなたが浪人をして勉強をした分だけ成績が上がっているようであれば、勉強の仕方が合っているということですよね。
また現役時の志望校の模試結果が「A判定でさらにその中でも上位にいる」もしくは「過去問で5回は合格最低点を超えている」のであれば受験勉強途中でも志望校を上げて問題はないでしょう。
入試で受ける科目が変わらない
「浪人で志望校を上げるデメリット」でも紹介しましたが、入試の科目数が増えるとそれだけ対策も必要になってきます。
さらに、受験科目が変わればその対策をするのに多くの時間が必要になってきますよね。このため、入試で使う科目が現役時と変わらないのであれば志望校をあげても合格する可能性が高いと言えます。
下記のサイトでは、現役時よりもいい大学に合格できた人は2割ほどという結果が報告されています。
浪人中は「約2割の人は成績が上がる」・「約6割は現状維持」・「約2割は成績が落ちる」と言われているので、浪人をして成績を上げることができれば志望校を上げても不合格のリスクは低いということがわかりますね。
大学受験の浪人生の成功率はどれくらい?浪人合格の方法も解説!| 大学受験プロ(daigakuzyuken-pro.com)
志望校を上げるべき人がいるのに対し、志望校を上げるべきではない人もいます。
もともとの志望大学の模試判定がB判定以下で結果からして明らかに志望校を上げるべきではない場合と「勉強は基本的に好きではない」・「飽きっぽい性格」・「友達とたまには外で遊びたい」・「1日12時間の勉強はきつい」とこれらの項目に当てはまる人は志望校を上げるべきではありません。
浪人生は現役時とは違い「次は落ちることができない」プレッシャー、親や親戚といった周りからの無言の圧を感じることが多いです。
もしものことを考えて滑り止め大学の対策を取らないといけないのも浪人生の弱い部分になってきます。
もちろん、一度受験本番を経験していることから現役生よりも経験値が上です。毎日受験に必要な勉強だけに集中して向き合えるのは、浪人生ならではの強みでもあります。
浪人することになり「志望校を上げるべきなのか?」と悩むことがあるかもしれませんが、志望校を上げるべき人には特徴があります。
そのことをよく理解した上であなたが志望校を上げても大丈夫なのか、よく検討してみてくださいね。