大学受験を経験した先輩の話でよく耳にするのが、「もっと〇〇すれば良かった」という後悔です。
頑張る先輩たちの姿を見ていて、「どうして後悔するの?」と思うかもしれませんが、どれだけ大学受験に向けて準備を怠らなかった人でも大なり小なり受験での後悔を経験する人は毎年います。
私が高校生の頃、大学受験では後悔の連続でした。
どうしてそうなったかはのちほど説明していきますが、大学を卒業してからもしばらくは「あの時の選択肢は間違っていたかも」と後悔することがありました。
今回は大学受験での後悔について「勉強編」と「志望校編」に分けて、後悔する理由やポイントについて解説していきます
受験の準備は、高校に入学してからすぐにでも始めることができます。具体的な例を交えてご紹介していくので、あなたが大学受験で後悔をしないための参考にしてください。
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大学受験での後悔(勉強編)
勉強面に関する大学受験での後悔を5つにまとめました。
比較的時間に余裕のある高1・高2から勉強面での後悔はなくすように頑張りましょう。
もっと早く勉強に力を入れておけばよかった
数Ⅰ・Aなどの「必須科目」や生物・物理などの「選択科目」は高1もしくは高2で勉強しますよね。
高3になれば習ったことをすぐに受験対策につなげていかないといけいので、受験に必要な高1・高2の履修科目の復習に時間はあまり使えませ
国語や英語に関しては学年を超えて積み重ねで勉強していくことになるため、日々の勉強が必要になってきます。
なるべく早めに受験勉強に取りかかっても全く損はありませんよ。
苦手教科に時間をかければよかった
得意教科の勉強は、点数が上がりやすく集中して勉強を続けることができますよね。
でも大学受験で点数を取るためには、得意教科の点数を上げていくよりもあなたの苦手教科を重点的に勉強して点数を上げる方が効率的ですよ。
苦手教科でも点数が稼げないと合格は遠くなるのが現実です。
「勉強している」気分を味わうために得意教科ばかりを勉強していては、受験間近で苦手教科が足を引っ張りかねません。得意・苦手どちらかの対策に偏るのではなく、バランスの良い時間配分で勉強を進めていきましょう。
スケジュールから逆算して勉強するべきだった
大学合格の日から逆算して勉強のスケジュールを立てましょう。
受験で配点の高い科目や苦手で時間をかけて勉強したい科目などに優先順位を決めて、手当たり次第に勉強していくような時間の使い方はやめましょう。
スケジュールを組むことが難しいようであれば、塾や予備校といった受験のプロの力を借りることも検討してみてください。
早めに塾・予備校に行くべきだった
独学で受験を乗り越える人もいます。
しかし、勉強の仕方が間違っていたり途中で集中力が途切れてしまったりするなど独学で頑張るには多くの困難が付き物です。
塾や予備校には、受験に特化した専門の先生たちが指導をしてくれます。塾や予備校にもいろいろな種類があって、あなたが「合わない」と感じれば次の場所を探す時間が必要になってきますよね。
高3から探し始めるのでは遅いので、高1・高2で自分に合った塾や予備校を探すようにしましょう。また、通うとなれば授業料などお金がかかってくるので家族ともよく相談をしてください。
複数の参考書に手を出さなければよかった
参考書は便利ですが、複数冊を揃えてもあなたの知らなかった内容を発見してしまえば不安になってしまうだけです。
受験直前であれば、「勉強不足かもしれない」とモチベーションを下げてしまうかもしれません。
参考書は「購入してすぐ勉強に活かすことができる」・「受験する大学に必要な内容が網羅されているか」などを確認して購入してください。複数冊に手を出すことはやめましょう。
大学受験での後悔(志望校編)
次にまとめたのは志望校選びでの後悔です。
全国に数多くある大学からあなたの興味・関心のある大学や学部を探すことは大変ですが、志望校選びは将来を大きく左右する決定でもあります。
私が学生だったとき、第一志望の大学以外についてはリサーチをせず受験に臨みました。
結果として滑り止めの大学へ進学することになり、大学入学後に「もっといろいろな大学を調べておけば将来違っていたかも」と、大学のリサーチ不足を悔やむ時期がありましたね。
あなたが少しでも興味のある大学や滑り止めにしようと思う大学の情報は集めておいて損はありません。特に勉強に縛られる時間が少ない高1と高2は絶好の機会です。
大学の資料は無料で取り寄せることができ、今ではインターネットを使ってすぐに調べることもできますよね。
オープンキャンパスは基本的に無料で参加できるので、予定が合えば大学に足を運んでみてください。高校とは違う世界観に憧れや希望を持てますよ。
他にも、あなただけの考えだけでなく家族や友人・先生などと意見を交わしていけば志望校を決めるきっかけが見つかることもあります。
ここでは、志望校選びでの4つの後悔について具体例を挙げて紹介していきます。あなたが志望校選びで後悔しないための参考にしてください。
志望校をもっと早く選ぶべきだった
早めに志望校が決まっていれば、受験に必要な科目・受験日程についても情報を集めることができますよね。
勉強の進め方についても余裕のあるスケジュールを組むことができますよ。
もっと多くの大学を見ておくべきだった
先入観を捨てて多くの大学について見ておきましょう。
今のあなたの偏差値よりも高いレベルの大学を見学してもいいし、自宅からの通学は困難と思うような大学でも見学に行くのは自由です。
大学によって特徴や学内の雰囲気は実際に見てみないとわかないことが多いので、多くの大学を見ておくことがおすすめですよ。
学部・学科についてもっと調べればよかった
大学卒業後の進路は、学部・学科によって様々です。
有名大学の名前であればそこへ入学したい気持ちも出てきますが、あなたが将来就きたい仕事や進路がその大学にあるかは調べないとわかりません。
また受験科目や学科によってできる勉強内容も大学によって違うので、よくリサーチしておきましょうね。
入試で必要な科目から戦略的に選べばよかった
例えば、あなたの得意科目の配点が高い大学の入試であれば受験は有利ですよね。
私の友人は、英語が苦手で得意科目の数学・物理の配点が高い国立大学を選択して合格しました。
入試で必要な科目は大学によって違います。
余計な勉強をしないためにも、入試要項をよく調べて戦略的に大学を選ぶようにしましょう。
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高1・高2が今からできる準備
高1・高2の今からできる大学受験の準備について、3つの項目についてご紹介します。
「受験のことは3年生になってから考えよう」と思っていると、クラスで一人だけ取り残されることになるかもしれません。
悔いの残らない受験にするために、今からできることを考えてみましょう。
文理・科目の選択を見直す
文理にクラスが分かれるのは高2が一般的です。
どちらを選ぶかはあなた次第ですが、志望校が決まっていないのであれば理系を選択することがおすすめです。
文系の人が理系大学を受験する場合、履修していない科目が受験に必要になることがあり受験を諦めないといけないケースがあります。
文理どちらにするかは、進学したい大学や学部をある程度決めておいて選択するようにしましょう。
自己分析をして自分のやりたいことを確認
自分の性格や将来の夢など、あなたが一番よく理解している自分のことは意外とよくわかっていない部分も多くあると思います。
大学受験の志望校を選ぶ機会に、改めて自分がやりたいことを自己分析して確認してみましょう。
基礎の理解に力を入れておく
「大学受験の後悔(勉強編)」でもご紹介しましたが、高1・高2で習う勉強は大学受験の基礎になってきます。
基礎が理解できていないのに、応用問題を解くことは難しいです。
基礎でも不明点はきちんと解決させて理解しておきましょう。
わからないことをそのままにして受験勉強に影響すれば、志望校のレベルを下げるなどの対策を取らないといけなくなりますよ。
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