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大学受験で有利になる資格・検定14選!活用方法も徹底解説

大学入学試験の選抜方式は多様化しており、志望する学部・学科によっては資格や検定が受験で役立つ場合があります。

特に英語に関する資格は保有しておくことで大学受験を有利に運べる可能性があります。

今回は受験で有利になる可能性のある資格について列挙していきます。

大学受験のためだけに資格を取得をする場合は、必ず自分の志望校の大学の募集要項を確認してから取得するようにしてください。

資格取得後に、大学入試に活かせないと気づくことがあるため、必ず事前に確認しておきましょう。

※この記事はあくまで資格の紹介であり、資格取得を勧める内容ではございません。

資格・検定の特徴も紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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志望校の募集要項や受験方法の確認は必須

志望校の募集要項や受験方法の確認は必須

受験に有利な資格や検定に興味をもった場合、まず志望校の募集要項や受験方法をしっかりと確認しましょう。

受験生にどのレベルの資格・検定を求めているかは大学ごとに違うからです。

資格や検定が出願要件の一つに含まれている場合もあれば、出願条件になっていることもあります。

出願条件になっている場合は、事前に指定の資格・検定試験を受けて条件を満たさなければ出願できないので注意しましょう。

逆に、資格を保有していても大学入試で全く活かせない場合もありますので、とにかく志望校の募集要項をきちんと確認することが大事になります。

大学受験で資格を活用する方法

大学受験で資格を活用する方法

資格や検定は身につけている能力・スキルの証明になるため、大学受験の場で活用の幅が広がってきています。

どのように活用できるのか、具体例をいくつか紹介していきます。

  • 大学受験で入試科目が免除
  • 入試の点数に加算
  • 面接でのアピール

大学受験で入試科目が免除

受験科目に関係する資格を持っていると、大学受験で入試科目が免除になる場合があります。

資格を取得していることが十分な知識と能力を持っている証明になるからです。

特に英語系の資格の場合、高レベルのスコア・等級を取得していると入学試験で英語科目が免除になる大学・学部もあります。

(早稲田大学文化構想学部の場合)

2021年度一般入試で「英語4技能テスト」を利用する選抜方式がありました。

利用できる英語検定として、英検、TEAP、IELTS、TOEFL、ケンブリッジ英語検定、GTECを指定。

基準スコア以上を取得していれば、英語は免除され国語・地歴の合計点で合否を判定しています。

早い時期に英語の資格を取得しておけば、受験勉強では英語以外の科目に専念することも可能です。

参考:早稲田大学 文化構想学部

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入試の点数に加算・加点

大学・学部によっては、英語の資格や検定結果が入学試験の点数に加算・加点されることがあります。

(上智大学の場合)

TEAPのスコアを利用する選抜方式があります。

事前に取得しているTEAPのスコアを英語の点数に換算し、大学独自試験の点数と合計して総合的に合否を判定。

中には英語の配点が他の科目の1.5倍になっている学科もあります。

面接でのアピール

資格や検定は、学校推薦型選抜や総合型選抜でも有利になる場合があります。

大学で学びたいことや将来の夢に向かって努力してきたことを、面接でアピールできるからです。

もちろん面接では意欲や熱意を言葉でしっかり伝えることが何よりも大事です。

ただし、取得した資格や合格した検定が出願書類に書いてあると、目標を達成するまで諦めずに進む力を持っていると評価されることがあります。

資格試験や検定を受けるまでに苦労したことや進みたい道について面接で話すと、あなたの情熱や人柄をわかってもらうことにつながります。

大学受験で入試科目の免除や加算の可能性がある資格

大学受験で入試科目の免除の可能性がある資格

ここからは大学受験で入試科目の免除が狙える資格を紹介していきます。

必ず志望校の入試要項を確認してから、実際に入試科目の免除が可能かどうか判断するようにしてください。

※当記事の内容は入試科目の免除を保証するものではございません。

英検

英検は英語の4技能を計る検定試験で、年3回実施されます。

等級によっては、取得すると大学入試で英語科目が加点・免除になる大学もあります。

受験で使うなら準2級(高校中級程度)や2級(高校卒業程度)が目安になります。

公式サイト:英検

TOEIC

TOEICは英語でのコミュニケーション能力を判定し、合否ではなく「スコア」で英語スキルを評価するテストです。

取得スコアによっては、英語の試験免除や出願要件・合否判定など大学入試に関係する場合もあります。

公式サイト:TOEIC

TEAP

TEAPは上智大学と公益財団法人日本英語検定協会が共同開発した英語検定試験で、大学教育レベルにふさわしい英語力に達しているかを測定します。

年3回実施され、TEAP(ペーパーテスト)とTEAP CBT(コンピューターテスト)があります。

公式サイト:TEAP

TOEFL

TOEFLは「アカデミックな英語スキル」を判定するテストで、取得スコアを選考基準に加える大学があります。

将来的に海外留学を考えているのであれば持っていて損はないでしょう。

年間60回以上実施され、公認テストセンターでコンピューターを利用して受験するのが特徴です。

公式サイト:TOEFL

IELTS

IELTSは英語の4技能を判定するテストで、英語圏への留学や移住を希望する人の英語力の証明として使われます。

全国16都市でほぼ毎週実施されており、コンピューターで受験するのが特徴です。

公式サイト:IELTS 

GTEC

GTECはベネッセコーポレーションが提供する「使える英語力」を測定するテストで、年3回実施されます。

GTECを出願時に資格として認める大学が増えているので、受検者数も伸びる傾向にあります。

公式サイト:GTEC

数検

数検と呼ばれる「実用数学技能検定」は文部科学省後援の検定試験で、どのレベルの数学力を身につけているか証明することができます。

2020年の調査では、全国の大学・短期大学・専門学校480校以上が入学試験での点数加算や出願要件で数検を活用しています。

公式サイト:数検

大学入試の面接で活かせる可能性がある資格

大学入試の面接で活かせる可能性がある資格

ここからは直接的に大学入試の科目免除は狙えないと思われるが、保有していると面接で活かせる可能性がある資格を紹介していきます。

自分が興味があるものや、すでに保有しているものがないか確認してみてください。

漢検

漢検は身につけている漢字能力を計るテストで、年に3回実施されます。

2019年度の調査では、全国の大学・短期大学の57%が出願要件の一つに漢検取得を含めたり、点数加算や評価に活用したりしています。

公式サイト:日本漢字検定能力

簿記

簿記は商学部や経営・経済・ビジネス学科を受験する際に、加点・加算、推薦入試の出願条件になる場合があります。

公式サイト:日商簿記検定

基本情報技術者検定

基本情報技術者検定は、コンピューターの仕組みやプログラミング・ITに関する基本的知識を判定する国家試験で、ITエンジニアの登竜門とも言われています。

ITの基礎知識を持っている証明になるので、入試で活用できる大学もあります。

公式サイト:情報処理技術者試験

MOS

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)は、ワード・エクセルなどマイクロソフトオフィスのソフトを使いこなすスキルを証明する資格です。

国際的な資格なので出願時のアピールに活用できます。

公式サイト:マイクロソフト オフィス スペシャリスト

秘書検定

秘書検定は秘書になるためというより、社会人として通用する基本的な常識やマナーを身につけているかどうかを計るための検定です。 

秘書検定を取得すると、大学入試で面接がある場合に落ち着いて対応できます。

公式サイト:秘書検定

N検

N検と呼ばれる「ニュース時事能力検定」は、時事問題を理解し判断・活用する能力を認定する検定試験です。 

大学入試の判定の参考材料などに活用する大学が増えています。

公式サイト:N検

理科検定

理科検定は日常生活に役立つ科学的な知識やものの見方を高め、次代を担う技術や地球環境の維持に必要な基礎力を養うことを目的とした検定試験です。

2015年の時点ですが、大学入試優遇校も記載されていますので、参考にしてみてください。

https://www.rikakentei.com/entrance2.html

公式サイト:理科検定

おすすめは英語系の資格

おすすめは英語系の資格

大学受験で有利になる資格試験・検定を受けるなら、英語系がオススメです。

英語の検定試験のスコアを受験時の英語の点数に加点する大学や、基準点以上のスコアを取得していれば英語の試験を免除する大学が増えているからです。

何より年に数回受検するチャンスがあるので、本格的に受験勉強で大変になる前に挑戦できるのが魅力的でもあります。

ただし、「2年以内に取得したスコア」に限ると制限を設けている場合もあるので注意しましょう。

大学で交換留学を視野に入れているなら、留学に必須のTOEFLやIELTS を受検しておくと大学受験にも役立ちます。

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