あなたが塾講師になりたいと思った時、
「塾講師ってどんな服装で授業をするのだろう?」
「どんな服装で塾まで通えば良いのかな?」
と疑問に思ったはずです。
自分が通っていた塾を思い出してみても、講師陣はスーツだったか、私服だったか、それとも白衣を着ていた気もするような・・・。
記憶を辿ってみても正しい答えは見つからないかもしれません。
採用試験の面接に行くときも、どんな服装で行くべきか悩みますよね。
今回は塾講師バイトの服装についてアドバイスするとともに、採用前の面接時の服装についても解説します。
髪型については下記の記事を参考にしてください。
目次
塾講師で働く時の服装は塾による
結論から言いますと、塾講師の服装はスーツ・白衣・私服の3パターンがあります。
これらは塾によってまちまちなので、あなたが働く塾の規定に従った服装をしましょう。
実は同じ名前の塾であっても、塾長の方針でスーツを着なければならなかったり、私服で良かったりと規定が変わりますので、塾に確認してみましょう。
スーツは自分で用意する
スーツの場合、塾が用意してくれる場合はほぼなく、自分で用意することになります。
スーツは社会人としての制服ともいうべき服装ですので、保護者から非常に受け入れやすいですね。
スーツを自分で揃えなければならないと思うと、お高くて躊躇してしまいがちですが、大学生であれば入学式で着たスーツがあるかと思います。
できればグレー・紺などの落ち着いた色が好まれますが、入学式に着たスーツであれば問題ありません。
女性の場合は、パンツスーツでもスカートでも問題ありませんが、スカート丈だけは気を付けましょう。
特に塾講師は座る場面が多いので、立っている時で膝が隠れる程度、座っている時は膝上5㎝以内が望ましいですね。
スーツが基本の塾であっても、教室ではジャケットを脱いでも良い場合や、夏のクールビス期間はノージャケット・ノーネクタイでOKのところもあります。
私服のように毎回コーディネートを考える必要がないですし、普段からスーツを着ていた塾講師は、就職活動の時に着慣れていて楽だったようです。
白衣は塾で用意されていることが多い
一方白衣は塾で用意されている場合が多いです。
用意と言っても、採用されるときに「貸与」されて、辞める時に返却するのが一般的です。
スーツのように自腹で買う必要がないところがメリットですね。
作業着という意味では汚れを気にしなくてよいですし、動きやすいことも良いです。
一点気をつけたいのは、保護者の方との面談や対応の際に白衣を脱ぐことも想定されますので、白衣の下に着る私服には気を配ったほうがよさそうです。
私服は派手すぎない
私服の場合は、派手すぎない服装を心がけましょう。
大学の授業後そのままバイトに行く場合などは、私服のほうが便利かもしれませんね。
でも、保護者の方とも接する機会がありますので、できる限りシンプルなものを選ぶようにしましょう。
特に気をつけたいのが柄物です。
できたら無地やストライプを選んだほうが無難です。
足元にも気を付け、サンダルは控えるようにしましょう。
そして色も赤や黄色など原色、ゴールドなどキラキラと光沢のある靴は避けたほうが無難です。
靴のデザインも刺さったら痛いような、先の尖ったデザインやピンヒールは避けるべきです。
デニム素材・ジーパンがOKかどうかは、微妙なところです。
迷ったら先輩講師や塾長に確認し、塾の雰囲気に合わせるようにしましょう。
塾講師のバイト面接の服装
塾講師のアルバイト中の服装については先ほど解説しましたが、採用前のバイト面接の時の服装はどうでしょうか。
解説していきましょう。
募集要項に記載があれば従う
面接時の服装は、塾によってはスーツで来るように指定される場合や、私服でOKなど、募集要項に記載があれば従うようにしましょう。
指定がない場合はスーツが無難ですが、それが難しいならできるだけシンプルで、クセのないデザイン・色のものを選ぶようにしましょう。
できれば私服OKの場合でも、シャツにジャケットを合わせる、襟付きのシンプルなシャツなどにすれば好印象です。
シャツは首回りが開きすぎていないかチェックしましょう。
女性であればスカートが短すぎないか、メイクはナチュラルかなどをチェックすると良いですね。
鞄はスーツに合うビジネスバッグがない場合は、黒などの落ち着いた色のリュック、くたくたに使い古していないきれい目なもののほうが、印象が良いでしょう。
鞄の大きさは履歴書を折らずに入れられる、A4サイズ以上が好ましいです。
悩んだらスーツを着よう
私服OKであっても、もしコーディネートに迷う場合はスーツを着ていくようにすれば、服装で失敗することはありません。
大学生であれば、入学式で着用したスーツを活用すれば良いですね。
スーツの場合、シャツは色付きよりも白いほうが好印象です。
ネクタイの結び目は曲がっていないか、シャツにしわやシミはないか、ボタンはきちんと留まっているか、ベルトをしているかなどを最終チェックするようにしましょう。
清潔感を意識しよう
私服であっても、スーツであっても共通して意識するべきこととは、「清潔感があるかどうか」です。
具体的には服に毛玉や汚れ、しわなど清潔感がない恰好は常識がないと思われてしまいます。
それに清潔感がないと、生徒にも保護者に不快感を与えてしまうので要注意です。
清潔感は服装に限ったことではありません。
髪型は、前髪が長すぎて目が隠れていないか、染めている場合は奇抜過ぎず常識の範囲か。
男性であれば、髭は剃れているか。
女性であれば、過度なメイクをしていないか。
爪が伸びすぎていたり、マニキュアが派手すぎていたりしないか。
ストッキングが伝線していないか、靴の色や形は適切か。
などを確認すべきです。
最終チェックをするときの基準は、
「あなただったら、どのような先生に教わりたいか」
「清潔感のある人とはどんな人だろう」
ということを考えてみると、自然と清潔感のある恰好になると思います。
夏であれば、汗を拭くためのミニタオルやハンカチなどを持参して、身なりを整えてから面接に臨むと良いですね。
塾講師のバイト面接は、就職活動でも経験が活かされるよい機会です。
将来の就職面接の予行練習だと思って、頑張ってください。
塾講師のバイトを始めたいけど不安を感じている人は一度下記記事を参考にしてみてください。