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【高校生必見】学年別の大学受験に必要な勉強時間!みんなどれぐらい勉強している?

大学受験に必要な勉強時間

「みんなは毎日何時間ぐらい勉強しているのかな?」

「受験勉強にどのぐらい時間をかけたら合格できるだろう?」

大学合格に一歩でも近づくために自分はこのままで良いのか、勉強時間が足りているのかと不安になることがあると思います。

そこで今回は、大学に合格するために必要な勉強時間について解説します。学年別に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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受験生の勉強時間のアンケート結果

受験生は毎日何時間ぐらい勉強しているのでしょうか?

勉強時間に関するアンケートの結果をみると、現役生、浪人生ともに平日4~6時間の勉強時間を取る人が最も多いことがわかります。

現役生は学校の授業や部活などもありますから、受験を意識するからこそ、使える時間はほとんど受験勉強に費やしているのではないでしょうか。

また現役生、浪人生に関わらず、約半数の受験生が平日でも6時間以上を受験勉強に割いており、大学合格を目指して受験生はかなり多くの時間を勉強にあてていると判明しました。

休日の勉強時間はさらに増えています。

現役生も浪人生も、休日に10~12時間の勉強時間を取る人が最も多く、平日にできない部分をカバーするために、休日に集中して勉強していると推測されます。

【学年別】合格までに必要な勉強時間

大学合格までに必要な勉強時間の目安を、学年別にみていきましょう。

高1生の勉強時間

高校生になって授業スタイルや部活、通学など生活環境の変化が大きい時期。

平日は1~2時間、休日には2時間程度を目安に勉強するようにしましょう。

高1の勉強で大事なのは、授業で習ったことや教科書の内容を復習して各教科の「基礎固め」をすることです。

毎日勉強する習慣を身につけておくと、高3になってスムーズに受験勉強に取り組めます。

部活で忙しい人は、毎日勉強の時間が取りにくいこともあります。

休日など1週間の内に勉強する日を設けて、まとめて勉強するようにしましょう。

高2生の勉強時間

大学受験をだんだん意識するようになる高2では、高1より多く勉強時間を取りたいものです。

平日2~3時間、休日3~4時間を目安に勉強にあてましょう。

高3になると本格的な受験モードに入るので、高2のうちに、どんなに忙しい日でも毎日勉強する習慣をつけておくようにします。

部活や生徒会、委員会活動など、高3が引退した後は高2が中心になって活動する場面が増えます。

忙しくて勉強時間がなかなか取れない時は、平日の勉強時間を少し減らし、遅れを休日に取り戻すなど工夫して「毎日勉強する」ことにこだわってみましょう。

高2は本格的な受験勉強に入る前の準備の時期。

勉強を全くしない日を作らないことが大事です。

高2でも「基礎固め」をメインに勉強し、苦手科目や理解できてない部分を早めに克服します。

秋以降、行きたい大学や学部、受験科目などが絞れてきたら、大学受験を意識した対策をどんどん進めていきましょう。

高3生 夏までの勉強時間

高3直前の春休みから受験に向けてシフトチェンジする人もいるので、毎日の勉強時間をしっかり確保したいものです。

この時期の勉強時間は、平日に4時間以上、休日には6時間以上を目安にしましょう。

受験科目の中で苦手な部分や学習の漏れをなくすためにも、夏までは基礎固めに重点を置いた勉強中心で。

基礎固めができてきた人は、徐々に共通テスト対策や二次テスト対策を意識した勉強をはじめます。

過去問を一度解いてみて、理解が不十分なところを確認するのも効果的です。

夏休みに何を集中して勉強すればよいのか、過去問を解くことで課題が見つかることもあります。

高3生 夏休みの勉強時間

「受験の天王山」と言われる高3の夏休みは、毎日10時間以上は受験勉強に充てましょう。

高3まで少しずつ毎日勉強する習慣をつけてきた人なら、夏休みに10時間の勉強は無理ではありません。

夏休み前は授業のほかに課外も受けて、学校で毎日6~7時間も勉強した後で自宅でも3~4時間勉強していたのですから。

つまり、夏休みも学校に通っていた時と同じ生活リズムで過ごせば、1日10時間の勉強時間は確保できるのです。

まとまった時間が取れるのは夏休みしかないので、現役合格を目指す受験生は時間の使い方を意識してみましょう。

夏休みは基礎固めをやりつつ、共通テスト対策や二次テスト対策を積極的にしていきます。

過去問を解いてみると、志望校の出題形式や自分が苦手な部分がわかるものです。

模試もできるだけ多く受けておくと、今の自分の立ち位置を確認できます。

高3生 夏以降の勉強時間

高3の夏以降は、平日に4時間以上、休日には10時間以上を受験勉強にあてましょう。

夏休みの間に基礎固めが完了していることが理想です。

過去問演習など志望校合格に絞った対策を、秋から本格的に始めます。

ただ、夏休みが終わって気を抜いてしまうと、周りに追い越されてしまうことも。

特に運動部など夏の大会を最後に引退した人は、秋から本腰を入れて集中して勉強しはじめるので、あっという間に差が縮まります。

無理をして体調を崩してしまっては本末転倒ですが、生活のほとんどの時間を勉強に割くライバルもいます。

受験までの残り時間がどんどん減っていく中、どれだけ踏ん張って勉強するかによって結果が大きく変わるのです。

浪人生の勉強時間

浪人生は、毎日10時間以上を目安に勉強しましょう。

毎日根を詰めて勉強しても集中力が切れてしまっていては意味がないので、月に1~2回休養日を作るのもおすすめです。

ただ、高校の頃とは違って勉強や生活を自分で管理するしかないので、1年間の学習スケジュールをしっかり立てておかないとあっという間に1年が過ぎてしまいます。

楽な方へ流されないように、きちんと自己管理することが大事です。

また、一度受験に失敗しているからこそ、浪人生は基礎固めの徹底を行うばかりではなく、過去問も早めに取り組んでみましょう。

志望校の問題の癖や出題形式を知っていれば、自分に不足している知識に集中して基礎固めができます。

量→質の考えが大事

学年別に目安となる勉強時間からもわかるように、大学に合格するためには、毎日かなりの時間を勉強に費やす必要があります。

定期テスト前に一夜漬けで勉強するぐらいで、あまり勉強する習慣がない人は、まず自分の学年の目安となる勉強時間を意識して取り組んでみましょう。

とりあえず量を意識して、勉強する習慣を身につけることから始めるのです。

次に勉強する習慣がついてきたら、その後は自分に合ったより効率的で質の高い勉強をすることを目指します。

例えば勉強に4時間かけたとして、机に向かっても実際に勉強をはじめるまでに時間がかかってしまうのでは、本当の勉強は4時間もしてないのです。

スマホを見ていると15~20分はすぐ過ぎていきますし、スマホから手を放しても友達からの連絡を気にしていては集中して勉強できません。

量だけでなく質にもこだわって勉強しましょう。

量と質が伴うことで大学受験に成功をつかみ取ることができるのです。

とは言え1日に長時間勉強し続けるのは難しいもの。

途中で集中力が途切れてしまい、勉強の質を保てなくなってしまいます。

質を高めるためには、次の3つを意識してみるのがおすすめです。

  • 勉強の合間に適度に休憩をとる
  • 集中できるように場所や環境を変えてみる
  • 参考書を次々変えずに、1冊決めて何周もやる

自分に合った方法で勉強の質を上げてきましょう。

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まとめ

大学合格に向けてどのぐらいの勉強時間が必要なのかを、学年別に紹介しました。

  • 高1では、高校生活に慣れつつ毎日勉強する習慣をつける
  • 高2では、どんなに忙しくても勉強する時間を取ることを習慣にする
  • 受験モードになる高3では、10時間以上は勉強に割くよう意識する

合格を勝ち取るためにも、量をこなすだけではなく、質にもこだわった勉強を心がけましょう。

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