大学に入学・在籍しならが、他の大学を希望し受験勉強をすること「仮面浪人」と言います。
仮面浪人の、大学の学業と受験の両立の仕方は大きく分けて2つです。
- 自宅で勉強する宅浪の仮面浪人
- 塾・予備校に通う仮面浪人
選択肢は2つありますが、仮面浪人は迷わず塾・予備校に通うべきです。
なぜ仮面浪人は塾・予備校に通うべきなのか、5つの理由を詳しく解説します。
仮面浪人のやり方については下記の記事でまとめていますので参考にしてみてください。
目次
仮面浪人が塾・予備校に通うべき5つの理由
冒頭でもお伝えしましたが、仮面浪人は塾・予備校に通うべきです。
なぜ通うべきなのかという5つの理由を解説します。
- 質の高い授業を受けられる
- 効率よく勉強する必要がある
- 強制的に勉強する環境を作る
- 大学受験に特化した相談・質問できる人が必要
- 周囲から刺激をもらえる
質の高い指導を受ける
これは仮面浪人だけに限らず全ての受験生にとって当然のことなのですが、塾や予備校に行って質の高い指導を受けることは大学受験成功にとって重要な要素になります。
一言で塾・予備校と言っても下記のように様々なタイプの塾・予備校があります。
- 集団指導
- 個別指導
- 映像授業
- コーチング
仮面浪人の受験生にとってはどのタイプがおすすめかは後ほど説明させていただきます。
効率よく勉強する必要がある
仮面浪人の受験生は、大学に通いながらやバイトしながらなど、何かしらの制約があることも珍しくはありません。
大学に通いながら仮面浪人をし、学業と勉強を両立するパターンの人は、どの受験生より勉強時間が圧倒的に少ないです。
その少ない時間の中で、効率よく勉強しないと、確実の他の受験生に後れを取ってしまいます。
塾・予備校に通うと、スケジュール管理をして
スケジュールを管理に時間をかけず、効率よく勉強を進めていくことが、仮面浪人には大切なので、塾・予備校には通うべきです。
強制的に勉強する環境を作る
塾・予備校に通い、強制的に勉強する環境を作って下さい。
自分で勉強をしていると、「これは明日にしよう」「今日はもうおしまい」などと、自分に甘くなってしまいがちです。
しかし、「講義があるので勉強しないといけない」という時間を強制的に作ることで、勉強するという環境に自分自身を置くことができます。
さらに、予備校では、講義の時間以外でも自習室を利用できるので、大学後に自宅に帰らず自習室に向かうことで、勉強しないといけない環境をいつでも作り出すことができます。
自分に甘くなってしまう人は、強制的に勉強する環境時自分を置かないと勉強が進まないので、塾・予備校に通うべきです。
質問・相談できる人が必要
効率よく勉強するためには、質問・相談できる人が必要です。
塾・予備校には講師がいます。わからない問題をすぐに教えてもらえたり、問題の傾向を詳しく教えてもらったりできます。
さらに、多くの塾・予備校にはメンターやチューターがいます。受験経験者の現役大学生であることも多く、講師より気軽にわからない問題の解き方を聞くことができ、勉強法やモチベーションの保ち方などの悩みにも相談に乗ってくれます。
仮面浪人は友達にすら内緒にしている人も多く、わからない問題ですら自分で考えないといけません。
そんな時に、質問・相談できる人がいることは、勉強も進むし、精神的な支えにもなるので、塾・予備校に通うべきです。
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周囲から刺激をもらえる
塾・予備校のライバルから刺激をもらうと、モチベーションが上がります。
大学に通っていると、大学生活を楽しそうに過ごす友人がうらやましくなってしまううえ、一人で勉強していると、孤独でモチベーションは下がる一方です。
そんな時に、塾・予備校であれば、周りに同じ受験勉強を必死にしている、ライバルがたくさんいます。
勉強している人を見るだけでも、「自分だけじゃない」と思うことができ、さらに同じ仮面浪人仲間と仲良くなれば、お互いに励ましあい、モチベーションを保つことができます。
仮面浪人は、他の浪人より孤独になりやすいので、ライバルに刺激をもらうためにも、塾・予備校に通うべきです。
仮面浪人の塾・予備校の選び方
大学に入学し、すぐに休学届を出し受験勉強に専念する仮面浪人とは違い、大学に通いながらの仮面浪人は、塾・予備校の選び方にも注意点があります。
仮面浪人の塾・予備校の選び方を4つ解説します。
入塾できるかどうか
まず、入塾できるかどうかです。
全国に浪人生向けの塾・予備校はたくさんありますが、その中でも仮面浪人生を受け入れてくれるところは限られています。
入塾できなければ、どうしようもありません。
まずは、入塾できる塾を探して、その中から選んでください。
時間の融通がきく
次は、時間の融通がきくかどうかです。
大学の授業に出るとなると、塾・予備校に通うことができる時間は限られてきます。一般的な塾・予備校は、受験勉強に専念している浪人生向けなので、大学の授業の時間帯も、講義は行われています。
すべての講義にでることができないと、前後のつながりがわからなくなり、勉強内容が分からなくなってしまいます。
大学の授業時間は人によって様々です。授業がない時間で、時間の融通が利く塾・予備校を選ぶ必要があります。
オンラインや映像でも受けられる
時間の融通がきくだけでなく、オンラインや映像でも受けられる塾を選ぶことも、ひとつの選び方です。
オンラインや映像で講義を受けることが出来れば、好きな時間に講義を受けることができるうえ、通塾にかかる時間を省くことができます。
どの浪人生よりも勉強時間が短い仮面浪人生にとって、勉強できない無駄な時間を少しでも少なくすることが大切です。
自宅でできる、オンラインや映像で受けることができる塾・予備校は、勉強時間を増やすメリットがあるので、選ぶ際にぜひ考えてください。
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仮面浪人の塾・予備校の費用
仮面浪人にも、もちろん塾・予備校の費用がかかります。
塾と予備校の費用は、予備校に通う浪人生と同じで年間100万円ほどです。
この100万円は、入学金・授業料・テキスト代・季節の特別講習料です。これに加えて、模試代・受験代などがかかります。
塾・予備校の費用は他の浪人生と同じです。仮面浪人生は、ここに学費もかかっているので、費用に関しては、保護者ともよく相談してください。