大学の受験勉強を始めていくと、志望校が具体的に決まってくるでしょう。
志望校に合格できれば一番いいのですが、念のため滑り止め・併願校も視野に入れていく必要があります。
その時、「志望校と滑り止めを含めて何校ぐらい受けるがベストなのだろうか」と悩みますよね。
今回は大学受験では何校受けるのがベストなのか、国公立志望と私立志望それぞれで解説していきます。
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目次
大学受験は何校受験できる?
まずはじめに、前提となる知識として大学受験は何校受験することができるのか確認していきましょう。
- 国公立は最大3回
- 私立は何回でも可能
国公立は最大3回
国公立は前期、中期(公立大学のみ)、後期とあるため最大で3回受験することが可能です。
日程は以下の通りです。
- 前期:2月下旬
- 中期:3月中旬
- 後期:3月中旬〜下旬
全ての日程で同じ国公立大学を受けることも可能ですし、受験する大学を変更することも可能です。
中期や後期になると、前期で志望校に落ちた受験生が確実に国公立に受かるため、レベルを下げた大学に受験することが一般的です。
そのため後期で合格するのは、前期で合格するよりも難しいと考えておきましょう。
私立は何回でも
私立にも前期や後期など学校によって設定されていますが、日程さえ調整できれば何校でも受けることが可能です。
日程は2月〜3月にかけて行われることが一般的です。
共通テストを単独で利用する場合は、各大学の一般入試を受けることなく受験することができるので有効活用しましょう。
大学受験は平均で何校ぐらい受けている?
河合塾の調査によると、みんなが何校受験しているのかの割合は以下のようになります。
3校が最多で7校以上受けている人も少なくありません。
平均すると3〜4校ほどであると考えられます。
- 1校:11%
- 2校:14%
- 3校:22%
- 4校:15%
- 5校:13%
- 6校:8%
- 7校以上:17%
国公立志望は何校受けるのがベスト?
国公立を志望している受験生は何校受けるべきなのか解説していきます。
- 併願校3校ほどは受けておくべき
- 「併願校を受けない」はNG
併願校3校ほどは受けておくべき
国公立志望の受験生の場合でも、志望校以外に私立の併願校・滑り止めは2〜3校受けておくべきです。
おすすめの配分としては以下のようになります。
- 志望校と同じぐらいのレベル:1校
- 実力通りにやれば受かるであろうレベル:1〜2校
- 確実に受かるであろうレベル:1〜2校
これらの併願校が全て共通テスト利用で合格できることが理想ではありますが、思い通りには進まなことがほとんどです。
そのため、「確実に受かるであろうレベル」は共通テスト利用で確実に合格することを目指します。
それ以上のレベルについては共通テスト利用で合格を目指しつつ、一般入試を受験することも想定しておくべきでしょう。
例)大阪大学が第一志望校の場合
志望校と同じぐらいのレベルでは、関西の私立大学で一番偏差値が高い同志社大学がいいでしょう。
実力通りにやれば受かるであろうレベルの大学では、同志社以外の関関同立を選ぶことをオススメします。
確実に受かるであろうレベルとしては、念のため近畿大学の共通テスト利用を出願しておくと良いかと思います。
「併願校を受けない」はNG
国公立志望の受験生であれば、私立の併願校を1校も受けないという選択をする受験生もいます。
しかし、そのような考え方はおすすめではありません。
志望校に合格できれば問題はありませんが、落ちてしまった場合行く大学がないからです。
「浪人すればいい」と考える受験生もいますが、『浪人しかない』ことと『行く大学はあるけど浪人する』ことは大きく違います。
浪人しても、後者の場合は併願校に受かっているという成功体験がありますが、前者はそれがありません。
併願校を受けずに国公立に落ちてしまうと、自分が併願校に受かる学力すら身についていたかどうかが判断することができないのです。
浪人で成功させるためにも、併願校に受かったという成功体験は多くの良い影響をもたらしてくれます。
私立志望は何校受けるのがベスト?
私立を志望している受験生は何校受けるべきなのか解説していきます。
- 学力が第一志望の合格ラインに達している場合
- 学力が第一志望の合格ラインに達していない場合
学力が第一志望校の合格ラインに達している場合
学力が第一志望校の合格ラインに達している場合は、同じレベルの大学も受験しておくことをおすすめします。
受験本番では、たまたま問題の相性が悪くて不合格になる場合も少なくありません。
しかし学力が十分についている場合は、同レベルの大学にも挑戦しておくことで、似たようなレベルの大学に合格するチャンスを増やすことができます。
おすすめの配分としては以下になります。
- 第一志望、第一志望と同じレベルの大学:2〜3校
- 実力通りにやれば受かるであろうレベル:1〜2校
- 確実に受かるであろうレベル:1〜2校
「第一志望レベル」の一般入試対策をしておけば、「実力通りにやれば受かるであろうレベル」の一般入試に多くの時間を割かなくても対応することができるでしょう。
そのため、「確実に受かるであろうレベル」は共通テスト利用で確実に合格することを目指します。
それ以上のレベルについては共通テスト利用で合格を目指しつつ、一般入試を受験することも想定しておくべきでしょう。
学力が志望校の合格ラインに達していない場合
学力が志望校の合格ラインに達しておらず、「挑戦する」という意味合いが強い場合は同レベルの大学は受験しないことをおすすめします。
過去問分析をしていれば分かりますが、各大学によって傾向や対策は異なります。
そのため「第一志望のレベル」に学力が達していない場合は、第一志望に注力しましょう。
その方が志望校の合格率を上げることに繋がります。
おすすめの配分としては以下になります。
- 第一志望の大学:1校
- 実力通りにやれば受かるであろうレベル:2〜3校
- 確実に受かるであろうレベル:1〜2校
「確実に受かるであろうレベル」は共通テスト利用で確実に合格することを目指します。
それ以上のレベルについては共通テスト利用で合格を目指しつつ、一般入試を受験することも想定しておくべきでしょう。
併願校の選び方
併願校を選ぶ際は注意点があります。
- 志望校で受験する科目と同じ科目を使う
- 入試や過去問の傾向が志望校と似ている
- 現実的に通える大学を選ぶ
- 行きたくない大学は選ばない
- 模試はB〜A判定
- 受験日が連続しないようにする
いくつか挙げましたが、それ以外にも選び方や注意する点はあるので下記の記事を参考にしてください。
大学受験で多くの学校を受験するメリット
これまで大学受験では何校受けるのがベストなのかを解説してきました。
多くの大学を受けるメリットはいくつかありますので、それらを解説していきます。
- チャンスが増える
- 持ち駒が多いことで精神的に安心する
- 合格してから行きたいと感じることもある
チャンスが増える
多くの大学を受験する最大のメリットはチャンスが増えることです。
当然ですが、受験する大学や回数が増えれば、それだけ合格の可能性を増やすことにつながります。
- たまたまその受験日の問題との相性が良かった
- たまたまその受験方式では合格最低点が低かった
大学受験は運が良くて、志望校に合格することも決して珍しくありません。
そのため多くの大学を受けることは、合格のチャンスが増えることと直結しています。
持ち駒が多いことで精神的に安心する
持ち駒とは、受験が残っている大学のことを指しますが、これが多いほど気持ちは安心します。
例えば私立の一般入試で2回しか受験予定がない場合、最初の1回目で失敗したと感じた場合、次の1回がラストなのでかなりのプレッシャーがかかります。
その一方で一般入試を6回受験する予定の場合、最初の1回目を失敗しても2〜6回目の間に成功すればいいのです。
このように精神的に落ち着いて受験に臨めることは、一つのアドバンテージにつながります。
プレッシャーを感じながら入試問題を解くよりも、落ち着いて解く方が普段の力は出しやすいでしょう。
合格してから行きたいと感じることもある
高校生の時期は将来やりたいことが明確になっていない学生が一般的です。
「なんとなく併願校で受けてみた」という大学でも、合格してから詳細を調べることで興味を持ち始めることも少なくありません。
大学受験は一度志望校を決めてしまうと、その大学に合格すること以外のことが目に入らなくなります。
しかし冷静になって落ち着いて調べてみると、志望校以外の大学に魅力を感じたり、行きたいなと感じることもあります。
これは併願校を受験し、合格したからできる考えになります。
大学受験で多くの学校を受験するデメリット
ここまで大学受験は何校受けるのがベストなのかを解説してきて、「とにかくたくさん受ければいいのでは」という考えが浮かんだ方もいるでしょう。
多くの大学を受験することにはデメリットもあるので注意が必要です。
- 費用がかかる
- 日程の調整が難しい
- 一般入試対策の量が増える
費用がかかる
当然ですが受験の回数が増えれば増えるほど費用がかかります。
受験1回にかかる費用は概ね以下のようになります。
- 共通テスト(3科目以上):1万8000円
- 国公立大学:約1万7000円
- 私立大学(共通テスト利用):約1万5000円
- 私立大学(一般入試):約3万5000円
つまり5校の大学を3回ずつの合計15回受験した場合、30〜50万円ほど費用がかかってもおかしくはありません。
日程の調整が難しい
国公立大学であれば2月下旬から二次試験が始まりますし、私立大学であれば主に2月〜3月にかけて一般入試を行います。
私立大学の一般入試は大学ごとに少しずつ日程がずれてはいますが、同じぐらいの時期に行われることが一般的です。
例えば2023年度のMARCHの日程を見ると、下記のように同日に複数の大学で入試が行われています。
2月7日
- 明治大学:理工
- 青山学院大学:全学部
- 立教大学:なし
- 中央大学:なし
- 法政大学:人間環境・GIS・文学・経営
2月8日
- 明治大学:情報コミュニケーション
- 青山学院大学:なし
- 立教大学:全学部(理学部を除く)
- 中央大学:理工(共通テスト併用)
- 法政大学:文学、経営
また、連続して毎日入試を受けると集中力を維持するのが難しく、高いパフォーマンスを発揮するのが困難になります。
一般試験対策の量が増える
私立大学をたくさん受験するということは、それだけ一般試験を受ける数が増えるということになります。(共通テスト利用除く)
その場合、増やした大学の数だけ一般試験の分析・対策をしなければなりません。
一般試験は大学ごとに求めている人材が異なる分、出題される問題の傾向も異なります。
例えば英語だけ見ても下記のように出題の傾向は様々あります。
- 長文読解しか出題されない
- 英作文が出題される
- 和訳問題が出題される
- 文法問題が多く出題される
受験する大学の数に合わして、対策する数も増えていくと一つ一つの対策の精度が落ちてしまうことに繋がります。
大学受験の成功のカギは受験戦略にあり
大学受験を成功させるためには、これまで説明してきたようなことを踏まえてトータルの受験戦略が重要になります。
- 志望校の決定
- 志望校で使う科目、過去問の傾向から併願校の戦略的な決定
- 共通テストの有効活用
- 勉強する科目の配分
- 受験本番を見据えた日程調整
など、細かくあげるとキリがありませんが、戦略を立てて受験に臨むことが成功のカギになります。
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