個別指導の塾に通おうかどうか迷っているそこのあなた。
- 個別指導なら、わからない所を集中的に教えてもらえるのかな?
- 個別指導だと、どんな質問でも遠慮せず聞けるかな?
- 個別指導って、ズバリ授業料高いのかな?
塾には大きく集団指導タイプと個別指導タイプがあります。
集団指導タイプは講師1人に対し生徒数十人、個別指導タイプは講師1人に対し生徒2~5人で授業を行います。
個別指導タイプの中でも講師1人に対し生徒1人の授業タイプをマンツーマン(1対1)といいます。
マンツーマン指導にはどういったメリットがあるのでしょうか?
ここではマンツーマン指導のメリットと、マンツーマン指導を受けるべき人の特徴を解説します。
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目次
マンツーマン指導のメリット
授業の時間が全て自分にあてられる
授業の時間が全て自分にあてられることが、マンツーマン指導のメリットと言えます。
自分のペースで全ての時間を使えるので、ハイペースで学習進度を上げることができるからです。
これが1対2だと、もう一人の子にも合わせないといけないので時間の配分が半々になってしまいます。
自分はわかっている内容だけど、もう一人の子が質問しているからその子に合わせて再度聞かなくてはいけない。
逆に自分のわからない所を聞きたいけど、もう一人の子に迷惑をかけてしまうからちょっと聞きづらい。
個別指導なのに複数だと相手に気を使って思うように質問できず学習が進まない、といった恐れがあります。
その点1対1なら、なんの気兼ねなく質問することが可能ですよね。
授業の時間が全て自分にあてられることが、マンツーマン指導のメリットと言えるでしょう。
いつでも質問ができる
いつでも質問できることが、マンツーマン指導のメリットとしてあげられます。
生徒は自分1人なので、わからないことが出てきたら即座に質問することができるからです。
疑問に思ったその場で即質問できるので、説明を受けた時すんなり頭に入ってきます。
他の子が質問に行っているのを見て自分は気おくれして行きそびれる、といったこともありません。
迷う時間が少ない分、授業もどんどんテンポよく進める事ができます。
いつでも質問できることが、マンツーマン指導のメリットと言えます。
指導の質が高くなる
指導の質が高くなることが、マンツーマン指導のメリットとしてあげられます。
その生徒の能力に合わせた独自の指導ができるので、その分学習内容の質が高くなるからです。
講師も1対1ならその生徒が何でつまずいているか具体的にわかるので、やはり的確なアドバイスが出せます。
逆に1対多の授業だと、講師側も教える学年・科目・範囲がまったく違うことが多くなってきます。
そして生徒が複数で個々に対応する時間が少ないと、どうしても指導の質が低くなってしまう恐れがあるのです。
指導の質が高くなることが、マンツーマン指導のメリットと言えます。
対話の時間が増える
対話の時間が増えることが、マンツーマン指導のメリットとしてあげられます。
ちょっとした悩みの相談や、講師の解法テクニックや受験のコツなど対話しながら授業を進められるからです。
得意不得意分野・勉強の進め方など、悩みごとや相談したいことは個人個人によって違います。
対話時間が多いと話を聞く時間も作れ、それだけフォローも手厚くなります。
対話の時間が増えることが、マンツーマン指導のメリットと言えます。
個別指導塾でマンツーマン指導(1対1)を受けるデメリット
授業料が高い
授業料が高いことが、マンツーマン指導のデメリットとしてあげられます。
1人にかける時間が長くて密度が濃いと、人件費がどうしてもかかってしまうからです。
集団指導に比べて、個別指導は約1.5~2倍授業料がかかります。
さらに個別指導の中でもマンツーマン指導だと、通常の個別指導の約1.5倍の授業料がかかってしまいます。
先生側も質の高い授業を要求されるので、それなりに時間を割いて生徒に合った授業を用意します。
それらの事情から、授業料が高くなってしまうことは避けることはできないでしょう。
授業料が高いことが、マンツーマン指導のデメリットと言えます。
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個別指導塾でマンツーマン指導(1対1)を受けるべき人の特徴
自分に合わせた授業を行って欲しい
自分に合わせた授業を行って欲しいと思っている人には、マンツーマン指導がオススメです。
マンツーマンだと自分の課題に合わせた内容で授業を組めるので、その分学習進度もあがるからです。
自分の弱点を克服して早急に次に進みたい、苦手分野を時間かけてじっくり対策したい。
自分のやりたい事・課題として重点を置きたい教科は、生徒によってみんな違います。
それぞれの教科で、自分の希望やペースにあった授業をしてもらいたいですよね。
自分に合わせた授業を行って欲しいと思っている人には、マンツーマン指導がオススメと言えます。
勉強方法に自信がない
勉強方法に自信がない人には、マンツーマン指導がオススメです。
勉強のやり方を講師が手取り足取り教えてくれるので、勉強方法を身に付けることが可能だからです。
集団授業だと先生が授業を行い、その後生徒は問題を解き、先生が答え合わせと解説を行います。
解説を聞いてわかったような気になっても、後日類題を解いたらやっぱりできないといった経験ありませんか?
これでは正しい勉強方法が身についているとは言えませんよね。
マンツーマン指導なら、正しい勉強方法を講師が直々に教えてくれます。
勉強方法に自信がない人にも、マンツーマン指導がオススメと言えます。
苦手科目を克服したい
苦手科目を克服したい人にも、マンツーマン指導がおススメです。
自分が苦手でも教える先生が得意なら、苦手克服につながる可能性があるからです。
苦手科目に困っている生徒の中には、その教科の攻略のコツをつかめてない場合もあります。
苦手分野のココとココを押さえたら何とかなる、ここさえクリアすれば後は応用で何とかなる。
先生からそれらを教えてもらい、その教科を攻略できたら苦手科目でなくなった、ということもあります。
苦手科目を克服したい人にも、マンツーマン指導がおススメといえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マンツーマン指導は確かに授業料がかかり割高となります。
しかし苦手科目の克服や残り時間が少ない場合の対策として、マンツーマン指導は目標達成の近道になります。
マンツーマンだと先生と生徒が1対1なので、それぞれの相性の善し悪しが出てくることもあります。
あまりに相性が悪いなら先生を変えてもらった方がいいと思いますが、相性の良い先生だとどうでしょうか?
生徒側も授業が楽しくなるでしょうし、好きな先生なら質問も悩みごともどんどん相談するでしょう。
対話が多いとその生徒の弱点や課題を見つけやすいので、対策も立てやすくなります。
そこから覚え方のコツや苦手分野の克服といった、学習のノウハウを手に入れることができます。
短期間で得点を上げたい人、苦手分野を克服したい人は、ぜひマンツーマンを検討してみてください。
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