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浪人生の悩み

【浪人・宅浪で勉強しない】サボった人の末路とは?メリハリをつけるコツも解説します

宅浪で勉強をサボった人の末路

「浪人しているけど勉強が進まない…できない…」

浪人や宅浪している時、一度はこのような事を思うのではないでしょうか?

浪人、宅浪での大学受験は、成功率が低いといわれています。

そこで今回は、宅浪が勉強をサボってしまう6つの理由を解説します。

勉強しなかった浪人生がその後どうなったのか、末路も合わせてお伝えします。

この記事を最後まで読んで、最悪の末路にならないように勉強方法を見直してください。

浪人・宅浪が勉強せずサボってしまう6つの理由

浪人や宅浪が勉強をサボってしまう理由は主に6つです。

現在、浪人中であればこれに当てはまっていないかを確認してみてください。

  • 周囲の同級生は大学生活を謳歌している
  • もう一年時間があると考えている
  • 自分の実力を勘違いしてしまう
  • 勉強場所と休息場所が同じ
  • 周囲からの刺激がない
  • 誰にも監視・鑑賞されない

周囲の同級生は大学生活を謳歌している

あなたが浪人を決めてすぐに、周囲の同級生は入学式を迎え、新生活が始まります。

新しい友達と出会い、大学生活を謳歌しているのを目の当たりにすると、浪人生のあなたはなかなか勉強が捗りませんよね。

「合格していたら自分だって今頃…」なんて考えてしまい、進学した同級生がキラキラ眩しく見え、恨めしく思うこともあるでしょう。

このように、自分は代わり映えしない毎日を送っているのに対し、高校時代の同級生がキャンパスライフを楽しんでいます。

それを考えると、つい自分自身を悲観してしまい、勉強もついサボりがちになってしまいます。

もう一年時間があると考えている

「浪人するから、あと1年たっぷり時間がある」

このように勘違いして、勉強をサボってしまう浪人生はたくさんいます。

実際には浪人生には余裕なんてありません。

浪人生は一度失敗していることをきちんと受け入れ、その原因を解消しない限りは志望校に合格できないことを理解しなければなりません。

また、浪人生で勉強スケジュールを管理してくれる塾に入っていない場合は特に下記のことに注意が必要です。

  • スケジュールを立てる時に無謀な目標設定にしてしまう
  • 科目ごとに勉強するバランスがわからない
  • 1日の勉強量をきちんと確保できない

このように、あと一年あるからと言って夏前まで勉強計画を立てない人や、塾に通っていない宅浪の場合はとくに注意が必要です。

自分の実力を勘違いしてしまう

自分の実力を勘違いしてしまう浪人生もいます。

春頃は模試の結果が比較的良かったので、「自分は合格圏内だ」と思ってしまうケースです。

偏差値は相対評価のため、春〜夏までは勉強があまり進んでいない現役生は低く、既に1年勉強した浪人生は高くなる傾向があります。

現役生は夏休みが終わった頃から一気に成績が上がってきますが、浪人生は爆発的な成長はあまり望めません。

そのことに気がつかず、自分の実力を勘違いしてしまい、焦りがなくなってしまう浪人生が毎年いますので、注意しましょう。

勉強場所と休息場所が同じ

あなたがもし塾・予備校なしで宅浪として受験勉強に臨んでいる場合は注意が必要です。

勉強場所と休息場所が同じ場合、勉強に集中できなくなってしまうという特徴があります。

ONとOFFの切り替えが上手にできなくなってくるためです。

その結果、メリハリがないままだらだらと勉強してしまったり、休憩時間が長くなってしまったりと勉強の「質」「量」ともに低下する恐れがあります。

また、勉強場所の近くにテレビやゲーム、お菓子などが置いてあると、誘惑に負けてしまうこともあるでしょう。

誘惑が近くにある状況で努力し続けることには限界があるので、勉強の環境を工夫しない限り誰しもが陥ってしまうことなので注意しましょう。

周囲からの刺激がない

周囲からの刺激がないことも浪人生が勉強しない・できない理由の一つになります。

現役生は同級生も大学受験のモードに入っているため、毎日学校に行くことで自然とスイッチを入れることができます。

しかし、浪人生は多くの同級生が既に大学生となっているため、そのような刺激をもらう機会が少ない傾向にあります。

塾や予備校に入っていれば、同じ塾生から刺激を受けることもありますが、宅浪であればなおさら注意が必要です。

また、逆に浪人生どうしで固まって勉強をサボってしまうことにも注意しましょう。

お互いに刺激をあたえられる友達はとても大切ですが、ただ傷の舐め合いをするだけの友達とは受験勉強期間は距離をおいた方が得策です。

誰にも監視・干渉されない

現役生なら学校の先生、塾や予備校でも講師が勉強の進み具合を確認してくれたり、勉強が進んでいなければ勉強をするようにおしりを叩いてくれたりします。

イヤイヤでも勉強に取り組まないといけない監視環境があります。

一方で、自宅で勉強をしていると、親の監視や干渉もほとんどなく、勉強を促してくる教師や塾の先生もいません。どれだけやる気がなくなっていようが自分自身で勉強を進めていかなくてはなりません。

誰にも監視・干渉されない環境でやる気が低下すると、勉強を継続することが難しくなります。

このように、誰にも監視や干渉されずに自分自身で勉強を継続しないといけない精神力が必要なことが、宅浪が勉強しない・できない理由に3つ目です。

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勉強をサボった浪人・宅浪の末路

勉強をサボった宅浪の末路

宅浪で勉強しなかったりできなかった浪人生の末路をお伝えします。

もしあなたが現在宅浪中で、「サボってしまっているかも」と少しでも感じているようであれば、ぜひ最後まで読み進めてこのような末路を避けるよう努力してください。

多浪が当たり前になる

多浪が当たり前になります。

不安や焦りはあるものの、勉強したくない気持ちの方が強く勉強しない言い訳ばかりを探すようになります。

塾や予備校に通っている場合は、1年浪人するだけでも大学1年間の学費と同等の費用が必要ですが、宅浪だとお金がかからないので「来年も宅浪しよう」と安易に浪人継続してしまいます。

結果、一浪では収まらず多浪するのが当たり前になります。

志望校よりかなり偏差値の低い大学に通う

志望校よりかなり偏差値の低い大学に通うことになります・

勉強をしていないのでもちろん成績が上がらず、最悪の場合現役の時より成績が落ちてしまいます。成績が伸びなければ、第一志望はもちろん滑り止めで考えていた大学すら受かりません。

成績が伸びていない状態で浪人生活を終わりにしようと思った場合、無理やりにでもそれよりも偏差値が低い大学に入学するしかなくなるのです。

勉強しないことによって、浪人生活を始めた時に行きたかった大学とかかけ離れた偏差値の低い大学に通うことになります。

プライドだけ高く大学でもあまり馴染めない

プライドだけ高く大学でもあまり馴染めなくなります。

宅浪生は、塾や予備校に通わずに自分自身で勉強して難関大学を目指していた、というプライドがあります。そのプライドのせいで、志望校よりも偏差値の低い大学に入学すると無意識に自分が通っている大学の同級生達を見下してしまいます。

入学年度は一緒の同級生のはずなのに、プライドのせいで馴染めなくなり大学でも孤立してしまうのです。

勉強していないのに宅浪で大学に入ったというプライトだけが独り歩きし、孤立することで思い描いていた大学生活を過ごすことできません。

サボり癖がついて就活も失敗する

サボり癖がついて就活も失敗します。

宅浪で勉強をあまりせずになんとなく大学に入学した場合、浪人生活の中でいつのまにかサボり癖がついているのです。

サボり癖のせいで大学受験という人生の大きなターニングポイントで努力できなかった場合、同じくターニングポイントである就活でも本気で取り組むことができず失敗してしまいます。

就活も大学受験と同じく長期戦かつ努力が必要です。

大学受験のサボり癖が、就活のサボり癖につながり失敗すると、今後の人生にも影響を及ぼしかねません。

浪人・宅浪がメリハリをつけて勉強するコツ

勉強する場所を工夫する

浪人生の場合、自室で勉強することが多いと思いますが、勉強する場所を工夫すれば勉強の質が上がります。

自宅はリラックスするOFFの場所、それ以外の勉強するスペースをONと考えて、メリハリのある生活ができるからです

具体的に説明しますと、自宅では誘惑が多いため、どうしてもサボってしまうことがあるかもしれません。

それに比べて、塾の自習室や図書館などは同じように机に向かっている人ばかりなので、モチベーションも維持できます。

つまり普段から勉強する場所と休息する場所を分けておくことで、勉強する場所に移動してきた時に、やる気へのスイッチが入るようになるということです。

このように勉強する場所を変えるなどの工夫をすることが、メリハリをつけて勉強するコツの一つです。

スマホを預かってもらう

気が付けばスマホを触ってしまっている、スマホが常にそばにないと不安だという人はいませんか?

スマホは受験生にとって、良い影響よりも悪い影響のほうが多いです。

どのような悪影響があるかというと、スマホ1台でインターネットも見ることができ、漫画も読め、ショッピングもゲームもできるからです。

そのような自分の身の回りの誘惑を、少しでも減らす工夫をすることで勉強の効率をよりアップさせることができます。

具体的な方法としては、自宅で勉強する場合は親に、塾で勉強する場合は塾長などに預けることです。

このように、一番身近な娯楽であるスマホを、勉強の時間は誰かに預かってもらいましょう。

詳細なスケジュールを立てる

浪人で成功している人は、しっかりと学習スケジュールを立てて勉強しています。

スケジュールを立てれば、それに対しての自分の現在地や達成度を把握できるからです。

最終的な目標から逆算して、長期的な目標から短期的な目標まで、しっかりと計画を立ててみましょう。

具体的には月単位・週単位・1日単位でどのような勉強をして、どのくらいの学力をつけておくかを想定することが大切ですね。

それにスケジュールを立てておけば、当日になって「今日は何しよう」と悩まずに勉強に取り組むことができますよね。

1年間自分の学力は、スケジュールに沿った目標通りにはいかないと思いますので、模試の結果を受けて、こまめにその計画を見直すことも大切です。

このように、浪人することを決めた日からすぐに、詳細なスケジューリングをしてみましょう。

塾に通うことでほとんど対策できる

浪人生が陥りやすいサボりのパターンをお伝えしてきましたが、実はこれらは塾に通うことでほとんど対策ができます。

一番の理由は、塾や予備校では、受験生が勉強できる最高の環境が整っているからです。

例えば、塾や予備校は自習室が備わっていて塾生は無料でそのスペースが使えます。

周りも同じ受験生ですので、自習室の空間が勉強する雰囲気になっています。

塾によってはスマホを預かってくれるところもあるので、そうすればスマホの誘惑に負けて集中力がきれることもありません。

何より勉強で行き詰まった時も、塾長や塾講師、チューターにすぐに質問ができます。

受験に関する情報で溢れ、「勉強を頑張っているのは自分だけではない」という孤独から解放されるという意味でもメリットがあるのです。

このように、もし宅浪で勉強が捗らない人がいたら、塾に通うことも検討してみましょう。

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