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志望校の決め方

大学受験で志望校を決める4つのポイント【志望校が決まらない人必見】

「2020年度 日本の大学データ」によると日本には大学が781校存在します。

そして大学にはそれぞれの学部がありますね。学部で言うと2,437学部です。

そのなかから進学するのがたった1校だと考えると、あなたが志望校をなかなか決められないのも無理はありません。

また、あなたは高校3年生とのことですが、現時点で具体的な夢や目標が見つかっていないことを不安に思う必要はありません。

私自身も高校3年生の時はやりたいことも明確には決まっておらず、志望校を決めることに悩んでいたことを今でも覚えています。

そのため、今回は志望校を決めるためのポイントや、志望校が決められないならばどうすれば良いのか、ということをまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。

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大学受験は志望校を早く決めることで有利に進められる

大学受験は多くの大学から志望校を決め、その後試験方法や受験科目を確認し、さらに合格に向けて努力する時間を考えるところからスタートになります。

そのため、志望校を早く決めたほうが受験は非常に有利になるのです。

私が「志望校を早く決めることで受験が有利になる」と考える理由が3つありますので具体的に説明していきます。

勉強するべき科目と対策が分かる

まず1つ目の理由は、志望校によって受験科目も大学(学部)によって変わってくるため、早い段階で志望校が決まっていれば、勉強するべき科目に対し、最善の対策がとれるからです。

例えば具体的な大学を挙げますと、東京理科大学の理学部 物理学科の一般入試(B方式)の受験科目は「数学」「物理」「英語」の3教科です。

一方、明治大学の商学部商学科の一般選抜方式の受験科目は「国語」「英語」(またはドイツ語・フランス語)「地理歴史・公民・数学から1科目」の3教科です。

つまり大学によって受験科目が違い、その受験科目を限られた時間のなかで効率良く勉強を進めるためには、受験科目にも注目すると効果的ということですね。

目標から逆算してスケジュールが立てられる

そして2つ目の理由は、試験日をチェックし、志望校という目標を決めることで、逆算してスケジュールを立てることができるからです。

しっかりとスケジュールを組めば時間に余裕ができ、振り返りや自分の弱い教科や単元も見えてきます。

弱い部分は他の教科より勉強時間を多く取るなどの工夫ができます。

つまり直前で焦るという心配がぐっと減るのです。

モチベーションを高くいられる

そして3つ目の理由は、志望校(目標)を早く決めることで大学に対するイメージがわいて入学後もモチベーション高く勉学に励むことができるからです。

やはり「この大学に入りたい」「この学部でこの勉強をしたい」と思う気持ちが合格への大きな力となります。

目標や希望を持って大学に入学した学生はその後も有意義な学生生活を過ごす場合が多いのです。

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大学受験で志望校を決める4つのポイント

では具体的にどのように志望校を決めたらよいのでしょうか。

4つの視点から志望校を決めるためのポイントをお伝えします。

やりたいことがあれば学部・学科から決める

まず1つ目に、もし将来漠然とでもやりたいこと、携わってみたい仕事などがあれば、「学部・学科」から決めるということです。

学部によって取得できる免許・資格はさまざまです。

薬学部であれば薬剤師、文学部であれば教員免許にくわえ、司書教諭、学芸員、司書、社会教育主事です。

外国語に興味があり、英語以外の新たな語学が学びたい場合、中央大学 総合政策学部では第二外国語としてアラビア語、マレー語、インドネシア語、ロシア語など少し変わった語学を学ぶこともできます。

このようにやりたいことから学部をまず決めるという方法があるということをお伝えしたいと思います。

できるだけ安く通うなら私立よりも国公立

2つ目に、学費が安いほうが良いなら私立大学よりも国公立を選択すると良いでしょう。

というのも、大学のうち約8割が私立の大学ですが、私立と国公立の授業料には非常に差があります。

例えば慶應義塾大学 法学部の入学金が200,000円、年間授業料が1,123,350円に対して東京大学 法学部は入学金が282,000円ですが年間授業料は535,800円と半分以下となります。

学部が決まらないなら入試科目・配点で決める

3つ目に、学部が決まらない場合は自分の学力を生かせる入試科目・配点で決めるということです。

例えば英語は非常に得意だけれど、数学や理科は苦手、という場合もあるでしょう。

上智大学 公募制の推薦入試制度であれば学校の評定平均満たしていて、英検2級(CSEスコア2150点以上で出願ができます。

倍率は一般入試よりも低くなります。

このように自分が得意な科目を受験科目にさだめている学部を探し、志望校としても良いですね。

やりたいことを探すなら有名大学がオススメ

4つ目に、今の時点で具体的にやりたいことが見つからない場合は有名な大学を選択することがお勧めです。

大学卒業後、就職する場合には商学部や経済学部を選択すれば必ず在学中に学んだことが生かされるでしょう。

そして有名な大学は卒業生が多くいますし、就職に非常に有利です。

青山学院大学のホームページには卒業生の就職先がとても詳しく載っています。

どの業界への就職先が多いのか、大学によって就職先の傾向がわかるので興味のある大学のホームページをチェックすることもおすすめです。

 

大学受験で志望校が決まらない時にするべきこと

それでもすぐには志望校が決められないかもしれません。

まずは自己分析をしてみよう

そのきは、自己分析をしてみてください。

自分がどんな分野に興味があるのか、どの科目が得意なのか、どの勉強をしているときが楽しいのか、逆に楽しくないと思うことは何か。自分自身を知ることは非常に大切です。

オープンキャンパスに行ってみる

もし少しでも興味のある大学が見つかったら、実際に大学に足を運んでみましょう。

オープンキャンパスがありますのでその期間に大学を訪れると、大学の雰囲気・カラーが見えてきます。毎日通う学校ですから、実際に行ってみて通いたいと思う大学なのか、思い描いているイメージかを確認できます。

大学周辺や最寄り駅の環境で感じることもあるはずです。

気になる学校については担任の先生や塾の先生、先輩などに相談することも効果的です。

ホームページや紙面上ではわからない情報も得ることができるからです。

適当な大学のホームページからゼミを調べてみる

平行して自身で大学ホームページを確認しましょう。

シラバスや学べる内容、ゼミなどの情報があります。

ゼミに所属し、卒業論文を作成する場合が多いですが、「絶対にこのゼミに入りたい」という強い想いからその大学・学部を第一志望校にする高校生もいます。

まとめ

どうでしょうか。志望校を決めるためのヒントになったでしょうか。

あなたがたくさん考えて、迷って、納得できる受験になるように応援しています。

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