「家庭教師に来てもらっているけど子供の成績があまり伸びない...」
「これから子供に家庭教師をつけようか考えているけど、自分の子供に家庭教師は向いているのだろうか?」
今回はこのように悩んでいる親御さんに向けて、家庭教師で成績が上がらない子供の特徴を紹介していきます。
それに自分の子供が当てはまるかどうか確認してみてください。
また成績が上がらないのは家庭教師側に問題があることもあるので、その原因と今後の対策についても解説していきます。
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目次
家庭教師で成績が上がらない子供の3つの特徴
まずはあなたのお子さんが家庭教師で成績が上がらないタイプかどうか確認していきます。以下の特徴に当てはまる場合は要注意です。
- 対面でのコミュニケーションが苦手
- 家庭教師に対して受け身・やる気がない
- 自宅で勉強できない
対面でのコミュニケーションが苦手
まず一つ目がお子さんの性格の面についてです。
家庭教師は学校や集団指導塾とは違い、お互いがコミュニケーションと取りながら授業を進めていく双方向授業が行われています。
しかし、いざ対面での授業になると思ったようにコミュニケーションが取れない子や、自分が問題を解いているところを見られるのが苦手な子も一定数います。
そういった生徒は講師に対して萎縮してしまったり、緊張することで分からないことを質問できないといった状況に陥ってしまうケースがあります。
そのため、まずはお子さんがそういった対面での授業が苦手かどうかしっかりと理解しておきましょう。
家庭教師に対して受け身・やる気がない
これは親御さんとお子さんがしっかりと話ができていないと起きてしまうのですが、授業を受けている生徒側があまりやる気がない時があります。
親に言われてとりあえず家庭教師の授業を受けているといった子供に多いです。
こういった生徒は授業が早く終わることを考え、家庭教師との時間を苦痛に考えているので成績は全くと言っていいほど上がらないでしょう。
いくらレベルの高い家庭教師をつけようとも子供のやる気が伴わない場合は成績が上がらないので、注意が必要です。
自宅で勉強できない
家庭教師の授業を受けているだけで成績がぐんぐんと上がるケースはあまりありません。
それよりも家庭教師の授業をもとに自分自身で予習・復習を行うことがとても重要になります。
授業中に理解したことというのは翌日になれば7割は忘れてしまうとも言われていますので、特に復習をして自分の学力としてみに落とし込むことが大切です。
こういった自宅で学習する習慣や環境がない場合だと、どうしても家庭教師の授業でしか勉強時間がありません。
そうすると授業中は理解できているつもりでも、いざ自分で問題を解こうとするとできないといったことになります。
家庭が勉強できる環境でない場合は家庭教師よりも塾の方が向いているので検討してみましょう。
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成績が上がらないのは家庭教師側にも原因あり!?
ここまで家庭教師で成績が上がらない子供の特徴について説明してきましたが、成績が上がらない原因は何も生徒側だけにあるわけではありません。
家庭教師のメリットは生徒一人一人の学力や勉強の進捗を確認しながら授業を行ってくれることです。
しかし、家庭教師のレベルが低かったりお子さんとコミュニケーションがうまく取れていなために授業内容が生徒が必要としているものと一致しないこともあります。
今すぐできる対策
家庭教師で成績が上がらないのは生徒、講師どちらか一方に原因があるというよりも両方に改善する点があることが多いです。
今すぐできる対策を紹介していきますので一つずつ取り組んでみてください。
まずは子供と確認してみる
まずはあなたのお子さんと話をしてみることが大事になります。
特に話す内容は以下の2つです。
- 家庭教師についてやる気はあるかどうか
- 今の家庭教師とコミュニケーションはしっかりと取れているか
家庭教師を受けることについてやる気があるかどうかは一番の問題になります。もしこの時点でお子さんが渋るようであれば家庭教師をつける意味はあまりないと考えられます。
もう一つがコミュニケーションについてですが、人見知りのお子さんであれば特に気にかけてあげてください。
どちらも親に対して表面的につくろった回答ではなく、本音を引き出すことを意識してください。
また、この時に一緒に目標を考えてみるのもいいでしょう。「○月までには80点取れるようになる」や「志望校の○○に受かるために偏差値を60まで上げる」などです。
家庭教師と面談する
お子さんとのやる気を確認できたら次は家庭教師と面談してみましょう。
もしお子さんから「授業のスピードが早い」や「質問できる時間がない」といったことを相談されていれば、直接家庭教師にぶつけてみてください。
また、成績が伸びていない現状についてどのように考えているのか、どう対策していくのかを一緒に考えていく必要があります。
この時に家庭教師に任せっきりにするのもいけませんし、家庭教師の主張を全て聞き入れるのもよくありません。
お子さんと一緒に確認した目標をもとに一緒にこれからのプランを考えていくことが大事になります。
家庭教師の会社に相談する
先ほどの家庭教師との面談が納得がいくものであれば家庭教師の会社に相談する必要はありません。
しかし、もし担当してくれている家庭教師が親身になってくれていなかったりレベルが低いと感じているのであれば講師の変更をお願いしてみると良いでしょう。
特に家庭教師をつけて3ヶ月以上経っても成績が上がらない場合や、質問した時に講師がほとんど答えられないようば場合は検討してみてください。
今の家庭教師以外の選択肢も考えてみましょう
お子さんの勉強を補助するのは何も家庭教師だけではありません。
塾もありますし当塾のようにオンラインでの個別指導を行っているところもあります。
お子さんのやる気はあるので家庭教師で成績が上がらない場合、講師の教育ができていないことが原因のこともあります。
今利用している家庭教師に固執しすぎず、それ以外の選択肢も柔軟に考えてみましょう。
塾や家庭教師というのは生徒との相性がとても大事になります。
ある人にとっては家庭教師が相性が良ければ、ある人にとっては集団指導塾の方が相性がいい場合もあります。
成績を上げるためにはこう言った相性がマッチした塾・家庭教師を見つけることも重要ですので、ぜひ柔軟に対応してみてください。