大学受験で化学という科目を利用する場合、「化学」と「化学基礎」がありますよね。
- 「化学」と「化学基礎」のどちらを勉強すればいいのか?
- 「化学」を勉強する場合は「化学基礎」はやらなくていい?
- そもそも「化学」と「化学基礎」の違いは?
このようにたくさんの疑問があると思います。
今回は「化学」と「化学基礎」の違いを解説し、「化学」の勉強をする受験生は「化学基礎」をやらなくてもいいのか説明していきます。
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目次
「化学」と「化学基礎」の違い
出題範囲・単元
まずは「化学」と「化学基礎」の違いを知ってもらうために、それぞれの出題範囲をまとめました。
≪化学基礎≫
- 物質の構成と化学結合
- 物質の変化
≪化学≫
- 物質の状態
- 物質の変化
- 無機物質
- 有機化合物
- 高分子化合物
このように「化学」の方が「化学基礎」よりも範囲や単元が広いことが分かります。
簡単に説明すると「化学基礎」は理論化学のみを扱い、「化学」は理論化学だけでなく無機化学と有機化学を扱うという違いがあります。
必要な学力
範囲・単元の違いから分かることは、化学基礎よりも化学のほうが勉強する範囲が広く、点数を取ることは難しいということです。
「化学基礎」「化学」の両方で学ぶ理論化学というのは原子やイオン、化学反応といった化学の基礎となる内容です。
一方で「化学」のみで学ぶ無機化学や有機化学というのは暗記する内容も非常に多く、原理をきちんと理解する必要があり厄介な単元になります。
また、「化学」のほうが「化学基礎」よりも出題範囲が広いだけでなく、より深い内容まで出題される点にも注意が必要です。
「化学基礎」は基礎内容をしっかり理解をしっかりすれば、共通テスト7割ほどの点数はとれるでしょう。
「化学」は「化学基礎」のよりも扱う物質や反応式が多く体系的に理解しておくべき内容が非常に多いのです。
化学・化学基礎が苦手な場合の原因と勉強法を下記の記事でまとめていますので参考にしてください。
→【高校化学が苦手】難しいと感じる5つの理由!化学が得意になる勉強法も徹底解説
「化学」は「化学基礎」もやる必要がある2つの理由
「化学」の勉強をしようと思った場合、「化学基礎」も学ぶ必要があるのか。
これについては「化学基礎」も学ぶ必要があります。
理由は以下の2つです。
- 『化学基礎・化学』で範囲指定されることが一般的
- 化学基礎の知識が前提で出題される
一般入試・二次試験は『化学基礎・化学』で範囲指定されることが一般的
志望校の受験要項を確認すると分かりますが、一般入試や二次試験で「化学」のみを範囲指定されていることはほとんどありません。
「化学基礎」のみか「化学基礎・化学」の2つのパターンが一般的です。
2023年度の法政大学の生命科学部を例にすると一般A方式の受験科目の範囲は以下のようになります。
英語 | 150点満点 |
数学(数Ⅰ・数Ⅱ・数Ⅲ・数A・数B(数列・ベクトル) | 150点満点 |
[物理基礎・物理]・[化学基礎・化学]・[生物基礎・生物]から1つ | 150点満点 |
法政大学を例にしましたが、一般的にどの大学も理系であれば、このように「理科基礎・理科」という範囲指定をすることが一般的です。
そのため「化学」だけを学んで「化学基礎」を学ばないというのは間違いなのです。
化学基礎の知識が前提で出題される
共通テストで「化学」のみが出題範囲の場合であっても、「化学基礎」の知識があることは前提で出題されます。
「化学基礎」というのは文字通り化学の基礎について学ぶ科目であり、理論化学について勉強していきます。
「化学基礎」で学ぶ範囲は基本的に「化学」で学ぶ範囲と重なっています。
基礎を知らないのに応用ができるわけがないように、「化学基礎」の内容を知っていないのに「化学」の問題を解くことはできないのです。
「化学」「化学基礎」の勉強パターン
2つのパターンを挙げますので、あなたがどれに当てはまるのかをチェックしてみてください。
「化学基礎」のみ勉強する人
主に文系の学生で共通テストや一般入試で化学基礎のみ必要な人です。
「化学基礎+化学」を勉強する人
理系の受験生であれば基本的にこのパターンになります。
それ以外にも、大学や学部によっては「化学基礎・化学」あるいは「化学基礎」+「生物or物理基礎」のように選択が可能な場合もあります。
自分がどの範囲を勉強する必要があるのか、志望校の要項を確認してから判断するようにしましょう。
「化学」「化学基礎」を使った受験を成功させるコツ
最後に「化学」「化学基礎」を勉強するうえで、成績を上げるための3つのコツを紹介します。
- まずは理論化学を完璧にマスターする
- インプットとアウトプットを繰り返しながら「理解」する
- 難問に固執せず基本問題の習得を徹底する
まずは理論化学を完璧にマスターする
「化学基礎」の場合は理論化学のみを扱いいますが、「化学」まで勉強する受験生の場合は理論化学以外にも無機化学と有機化学を扱います。
無機化学と有機化学は元素や化合物の特徴や構造など、学ぶことが非常に多く、理解するまでに時間がかかる分野です。
そのため理論化学をおろそかにしたまま、無機化学や有機化学の勉強を始める受験生がいますが、それは間違いです。
まず化学を理解するためには理論化学のマスターを徹底しなければなりません。
理論化学はすべての化学の土台となる部分なので、ここをおろそかにしては無機化学、有機化学も本質的に理解することはできないのです。
インプットとアウトプットを繰り返しながら「理解」する
化学は暗記しなければならない内容もたくさんありますが、計算問題なども多く、しっかりと単元ごとに「理解」しながら勉強を進めていく必要があります。
化学の勉強をする時に教科書や参考書の暗記、つまりインプットばかりしている受験生がいます。
しかしある程度インプットした段階で演習問題によるアウトプットをしていく方が効率良く勉強ができます。
演習問題を解いていて理解できていなかった内容や暗記できていない項目は、もう一度教科書に立ち返り再度インプットを行います。
これは演習問題だけでなく過去問対策を始めても同じです。
このように「インプットだけ」、「アウトプットだけ」ではなく、常にインプットとアウトプットを繰り返しながら知識を積み上げていくことが化学の勉強のコツなのです。
基本問題の理解を徹底する
化学という科目はマスターしてしまえば、物理や生物よりも安定して高得点が取りやすい科目と言われています。
その理由は難問や奇問、マニアックな問題が出題されにくいからです。
化学は学ぶ内容がとても広いですが、出題されるのは基本問題や基本問題を理解していれば初見でも対応できる応用問題が多くなります。
そのため教科書や参考書の内容を理解して基本問題はすべて解けるようになることがとても大事になります。
化学の勉強は難問を解けるようになるよりも、苦手なところがなく満遍なく基本問題を解けるように勉強を進めていくようにしましょう。
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