受験勉強を始めると、毎日どのように勉強を進めればよいのか悩むことがあります。
何から始めようか?と考えているだけでも時間がどんどん過ぎてしまうもの。
あとで焦らないためにも、毎日やるべきことを決めておくと勉強を進めやすくなります。
特に英語の実力を伸ばすには、毎日の継続した勉強が欠かせません。
毎日決まったことをやるうちに気持ちのスイッチが入り、勉強に意識を集中させることができるのです。
そこで今回は大学受験で「毎日やるべきこと」について解説します。
毎日継続した方が良い英語学習のやり方についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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必ずその日の目標を確認
受験勉強を効率的に進めるためには、何をどれくらい勉強するのか、その日の目標をしっかり確認して一日をスタートさせましょう。
今日何を勉強するのか分かっていれば、すぐに勉強に取りかかることができ時間を無駄にしなくて済むからです。
一日にやるべきことがはっきりしていれば、あとはゴールに向かって迷わずに勉強を進めればよいだけ。
他のことに気を取られてしまう心配も少なくなります。
ただ、一日の目標をその日の朝になってから決めるのは避けた方が良いです。
今から何をしようか?と考えているうちに時間がどんどん過ぎてしまいますから。
受験当日まで勉強に使える時間が限られている中、時間を無駄にしないためにも朝のスタートで手間取らないようにしたいものです。
前日の夜に明日何を勉強するか決めておきましょう。
朝起きたら前日に決めた内容を確認して、すぐ勉強に取りかかれる状態にしておくのです。
今日一日の目標が何なのか、その日到達したいゴールを確認して勉強を始めましょう。
英語には毎日触れる
大学受験で合否を左右される科目ともいわれる「英語」は、毎日勉強に組み入れるのはもちろん、常に触れるようにしましょう。
英語の勉強には他の受験生も力を入れるので、気を抜くと大きく差がついてしまうからです。
生まれた時から耳にしてきた日本語とは違う言語ですから、英語の実力がしっかり身につくまで時間がかかるのは当たり前のこと。
英語の力を伸ばすためには、地道な勉強を避けて通れません。
ここでは毎日やっておきたい英単語と英語の長文の勉強方法について解説します。
隙間時間は常に英単語
大学受験に必要な大量の英単語を覚えるには、少しでも時間が空いたら常に英単語を勉強する習慣をつけるのがおすすめです。
入試問題に出される英単語の知識が何もないままでは問題の意味を理解できませんし、長文を読解することも難しいからです。
何もしなければすぐ過ぎてしまうような時間でも、積み重ねれば大きな価値が生まれるもの。
「隙間時間はすべて英単語のために使う」くらいの気持ちで、英単語に触れる機会を増やしましょう。
例えば通学時やバス・電車の待ち時間、食事の前など、探してみると一日の中で隙間時間は結構あります。
英単語の勉強なら隙間時間を十分に有効活用できるので、時間が空いたと思ったら単語帳を開いてどんどん覚えていきましょう。
この時大事なのは英単語を一回で完全に覚えようとしないこと。
長時間かけて英単語を暗記しても、その後全く触れずにいたら時間の経過とともに忘れてしまいます。
定期テストや単語テストの直前に一気に英単語を暗記しても、テストが終わればいつの間にか忘れていませんか?
英単語を覚える時は忘れることを想定に入れて、何度でも繰り返し触れることが大事なのです。
一回に使う時間は短くても頻繁に触れることで英単語が頭に入っていくので、単語帳1ページにこだわりすぎるより何周も繰り返して覚えるようにしましょう。
英単語学習には、CDがついている単語帳を利用して音声を聞くのも効果的です。
耳を使う勉強なら歩きながらでも電車の中でも手軽にできるので、ぜひ試してみてください。
正しい発音やアクセントをインプットできるので、リスニング力も鍛えられます。
大学受験に必要な英単語は数が多いので敬遠しがちですが、隙間時間を使って毎日触れるうちに覚えるスピードが速くなっていると気づくはずです。
長文を読むことも大事
英語の実力を伸ばすために、ある程度まとまった分量の長文にも毎日触れるようにしましょう。
長文を読むことで覚えた英単語や文法を使いこなせるようになり、読解力を磨くことにつながるからです。
英語の長文読解は受験生にとってかなり手ごわい相手ですから、ライバルと差をつけるなら配点の高い長文を無視できません。
一朝一夕に英語の長文が読めるようにはならないからこそ、とにかく毎日長文を読んで文章量に対する抵抗を減らし、少しずつ慣れることが大切です。
とはいえ毎日長文読解問題を解かなくてもよいので、とにかく毎日長文に触れて読んでみましょう。
毎日新しい文章を準備する必要はなく、一度解いたことがある長文問題の本文や参考書の
長文を繰り返し何度も読んでよいのです。
長文を頭の中で日本語に訳すことなく英文として読むことができるようになれば、英語の実力がグンと伸びて成績アップにもつながります。
長文を読む力をさらに鍛えスピードアップさせるためには音読もおすすめです。
英語の問題は時間との勝負。
問題用紙の英語の文章量を見て慌てなくても済むように、毎日長文に触れておきましょう。
その日の復習は必須
毎日やるべきこととして、その日やった勉強の復習も大事です。
勉強した内容を人に説明できるぐらいまで定着させることができたかどうか、必ず確認しましょう。
人は時間とともに忘れてしまうので、勉強しただけ、または問題を解いただけで満足していると、知識を十分に定着させることは難しいからです。
間違えた問題があれば、どの部分の理解が不十分だったのかを丁寧に見直します。
理解があやふやな状態では人に説明できないので、一日の勉強の終わりにその日勉強したことを声に出して説明してみましょう。
上手く説明できない部分がみつかったら、そこはまだしっかり理解できていないとわかります。
理解できていることとまだ十分ではない部分をはっきりさせる、今日一日でどこまで目標を達成できたのか知るためにも復習の時間は大事です。
明日の目標を決める
一日の終わりにその日の復習をしたら、明日の目標を決めましょう。
目標通りに勉強が進んだのか、あるいは自分が思っていた以上に頭の中に定着していなかったのかによって、明日進める勉強の目標や計画を微調整する必要があるからです。
受験勉強を始める時に立てた長期・中期・短期の目標に向かって計画的に勉強を進めていても、思うようにはかどらなかったり理解に手間取ったりすることがあるものです。
一日を振り返ってみて、今日思うようにいかなかった部分は何か、明日は何をどの程度すすめるか具体的に考えてみましょう。
寝る前に明日やることを明確にしておけば、明日の勉強をさっとスタートさせることができ時間を効率的に使えます。
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まとめ
今回は大学受験で毎日やるべきことについて解説しました。
英語は合否に大きく関わる科目なので、英単語や長文には毎日触れるように意識しましょう。
特に英単語は隙間時間を使って一日の中で何度でも覚えられます。
英語の長文も毎日読むうちに分量への抵抗が少なくなり、日本語に訳すことなく英文として理解できるようになります。
また、手持ちの時間を有効に使うために、次の3つを大事にしましょう。
- 勉強を始める前にその日の目標を確認する
- その日の復習は必ず行い、説明できるくらい理解しているかチェックする
- その日の進み具合や理解の程度によって明日の目標を決める
出来ることからぜひ取り入れてみてください。