スタディサプリは大手企業のリクルートが運営しているオンラインで映像授業を受けられるサービスになります。
CMでもよく見かけるため興味を持っている方が多いのではないでしょうか。
スタディサプリの地理について、大学受験の対策で使えるのか解説していきます。
下記のような疑問をお持ちの場合は、ぜひ最後まで読み進めてください。
- スタディサプリの地理は大学受験の対策で使える?
- スタディサプリの地理ってどのような特徴がある?
- スタディサプリの地理を使った勉強方法を知りたい
スタディサプリの基本情報
公式サイト | https://studysapuri.jp/course/entrance-exam/ |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
月額料金 | 【ベーシックコース】 2,178円 【合格特訓コース】 10,780円 |
入会金・初期費用 | 0円 |
受講方法 | オンライン |
受講内容 | 映像授業、通信教育 |
対応レベル | 定期テスト 共通テスト 一般入試・二次試験 総合型選抜 英検 公務員試験 簿記検定試験 |
受講可能時間 | 24時間、365日 |
使用ツール | スマートフォン タブレット PC など |
校舎 | オンライン スタディサプリラボ(東京都新宿区) |
目次
スタディサプリ地理の特徴・メリット
1 因果関係を重視した授業
地理という科目は、地形や気候、産業、経済などの要素が相互に関連していることが多く、単に事実を覚えるだけではなく、それらの要素間の因果関係を理解することが重要です。
スタディサプリの地理講座では、現象やデータの背後にある因果関係を丁寧に説明することで、単なる暗記ではなく、理解に基づいた学習が可能です。
例えば、気候と農業の関連性、地形と都市の発展など、具体的な事例を通じて説明されるため、地理的な現象がどのように繋がっているのかを直感的に理解できます。
これにより、知識が定着しやすくなり、応用問題にも対応できるようになります。
2 図表や地図を活用した視覚的学習
地理は、データや地図、グラフを使った視覚的な理解が非常に重要です。
スタディサプリの地理講座では、授業中に多くの図表や地図を使用し、視覚的に地理を理解できるよう工夫されています。
特に、気候分布や人口密度、経済活動の分布などを地図やグラフで示すことで、地域ごとの特徴や相違点を視覚的に把握しやすくなります。
地図を使った学習は、地理の特性を活かした効果的な方法であり、スタディサプリの講座ではその点が十分に活用されています
これにより、抽象的な知識が具体的なイメージとして記憶に残りやすくなります。
3 時事問題にも対応
地理は、時事問題との関連が強い科目です。自然災害、気候変動、国際的な経済活動など、現実世界で起こっている問題がそのまま試験に出題されることもあります。
最新の時事問題やデータを取り入れた授業を提供しており、受験対策にも非常に役立ちます。
特に、近年の気候変動や地政学的な変動についての最新情報を取り入れた講義は、受験生にとって価値が高く、地理を通じて現実社会を理解する力を養うことができます。
スタディサプリ地理の評判
- 自分の好きな時に好きなペースで授業が受けられるので非常に便利でした
- 地誌についても学ぶことができるため、バラバラだった知識をまとめることにつながった
- 用語の暗記だけでなく前後の因果関係についても解説してくれているため分かりやすかった
- 国や地域ごとの特徴を知ることができるため、学校の授業よりも楽しく授業を受けられた
スタディサプリの地理を使った勉強方法
大きな視点を意識して勉強を始める
地理の苦手を克服するためには、まずは世界全体と日本全体の大まかな特徴を知るところから始めるようにしましょう。
そのためには自分で世界地図、日本地図を使ったまとめを作ることをおすすめします。
1.まずは世界地図と日本地図の輪郭を描く、あるいは白地図を用意します
2.そこに主要な河川やプレート、国や地域の名前、気候、農作物などを書いていきます
ゴチャゴチャして何が描いてあるか分からなくなる場合は、「国や地域、河川」「気候」「農作物」などテーマごとに1枚ずつに分けても問題ありません。
そうすることで「野菜や果物などは大都市圏に向けて近郊で栽培されることが多いな」など、共通する特徴を見つけて地理の理解度を深めることにつながります。
スタディサプリの地理と地誌を受講する
大きな視点で勉強することが意識できれば、早速スタディサプリの講座を受講していきましょう。
スタディサプリの大学受験対策の地理は大きく下記3つの講座が用意されいています。
- 地理
- 地理<地誌>
- 地理<論述>
まずは上の2つの地理と地誌の講座を受講するようにしましょう。
そうすることで共通テストレベルで必要な知識は十分に得られますので、地理→地理<地誌>の順で進めていきましょう。
志望校の二次試験・一般入試で地理の論述問題が出題される場合のみ、地理<論述>の講座を受講することをおすすめします。
単独暗記と関連暗記を意識する
地理はそれそのものを単独で暗記しなければいけないものと、何かの知識と関連させて暗記できるものがあります。
例をいくつか挙げるので参考にしてみてください。
単独暗記
- 地図記号
- 国名
- 民族 など
関連暗記
- 特産品や農作物
- エネルギー資源
- 気候 など
地図記号は意味をなんとなく想像しながら、一つずつ暗記していくしかありませんよね。
つまり、一つずつ単独で暗記していく必要があります。
しかし特産品や農作物はその土地の歴史や気候などと一緒に暗記していくことができます。
例えば、バナナの国別輸入量を見るとフィリピンやエクアドルが上位にきます。
これは東南アジアやラテンアメリカ、アフリカなどの熱帯地域は、かつてヨーロッパ諸国の植民地支配にあり、本国からの資金提供を受けて、現地の気候を活かした大農園が経営されていることが理由です。
このように他の知識と関連して暗記することで、暗記の絶対量を減らすことにも繋がりますし、記憶の定着率も格段に上がります。
地理で学ぶすべてのことを単独で暗記しようとするのではなく、できるだけ他の知識と関連させながら覚える意識を持つようにしましょう。