現在の日本において田舎や地方の学生は教育格差が弊害を受けていることは事実です。
実際これを読んでいるあなたは、田舎や地方に住んでいることで大手の塾や予備校がなくて悩んでいることでしょう。
田舎や地方の受験生が塾や予備校がないことで、大学受験対策で不利な環境であることは明白です。
実際にどのような不利があるか確認していきましょう。
また、その不利な点を克服する方法も解説していきます。
目次
実際に田舎・地方は受験で不利なのか
実際に多くの大学受験生が「都会と地方で教育格差を感じる」と感じているようです。
株式会社シンドバッド・インターナショナルの調査を引用して解説していきます。
大学受験生79人、保護者92人の合計171人にアンケートをとった結果です。
下記のように、多くの受験生や保護者の方は実際に田舎・地方では受験に不利であると感じているという結果になります。
首都圏と地方で教育格差を感じると回答:83.6%
大学受験を目指すにあたり、地元の予備校・塾に不安があると回答:69.0%
田舎・地方の受験生が抱える5つの不利

田舎・地方の受験生は具体的にどのような不利があるのか解説していきます。
自分が抱えている悩みや不安がないか確認してみてください。
- 質の高い授業を受けられない
- 大学受験の相談をできる人がいない
- 大学受験に関する情報が少ない
- モチベーションの維持が難しい
- 閉鎖的な空間
質の高い授業を受けられない
やはり一番のデメリットは大学受験対策のための質の高い授業を受けられないことでしょう。
高校の授業はどうしても文部科学省が定めた学習指導要領に従って教科書を使いながら授業が行われます。
教科書は大学受験対策においても重宝されるべきですが、授業を受けているだけで大学受験対策ができるかというとそうではありません。
例)英語
英語の授業は教科書に書かれている英文の構文を読み取って正しく解釈する授業がメインでしょう。
しかし、実際の大学入試は限られた時間の中で英語長文を読み、そこから答えを見つけ出す力が必要とされています。
授業のように時間をかけて、構文を読み取ってる時間はありません。
英語を頭の中で日本語に訳さず英文として読み取る力が必要となってくるのです。
このような力は学校の授業だけで養うことは難しく、塾や予備校を活用しながら伸ばしていくことが一番効率的であります。
大学受験の相談をできる人がいない
日本全国にある大学の50%近くは首都圏と関西にあるというデータがあります。
特に私立の難関大学はほとんど首都圏にあると言っても過言ではないでしょう。
そのため都会に住んでいる学生は塾・予備校に通うだけで多くの難関大合格者の大学生や社会人と出会うことができます。
そして実際に勉強の相談をしたり体験談を聞くこともできるでしょう。
しかし塾がない田舎や地方に住んでいると難関大に通っている大学生はほとんどおらず、難関大出身の社会人と出会う機会もほとんどありませんよね。
- 大学受験はどのようなスケジュール感で進めればいいのか
- 勉強方法はこれであっているのか
- 志望校は決まったけど滑り止めはどのように決めたらいいのか
このような悩みを相談する相手がいない、というだけでも大学受験においては大きな不利になってしまいます。
情報が少ない
大学受験は、より正確かつ迅速に必要な情報を手に入れたものから有利に進めることができます。
- 志望校のどの学部が一番受かりやすいか
- 志望校の過去問はどのような傾向があるか
- 志望校と問題の傾向が似ている滑り止めの大学はどこか
- どの時期にどの参考書を使って勉強すればいいか
- 英語はどのようなスケジュール感で勉強すればいいか
あくまで一例ですが、このようなことを自力で調べようとするだけで膨大な時間がかかってしまいます。
正しい情報を得られればまだいいですが、調べた結果が間違っていると取り返しのつかないことになってしまいます。
「情報が少ない」というだけで大学受験においてはかなり不利になるのです。
モチベーションの維持ができない
塾や予備校に通わず大学受験に臨む受験生の多くは、モチベーションの維持が難しいという問題を抱えています。
大学受験は今後の人生を左右するターニングポイントですが、自分一人で戦い続けなければなりません。
塾や予備校に通っている受験生は、ちょっと疲れた時に愚痴を聞いてもらったり、やる気が出ない時に叱咤激励してくれる先生がいます。
また、塾や予備校に通うことで周囲の頑張っている姿を見ると「自分も頑張らないと」という良い刺激を受けることもあります。
しかし塾がない田舎や地方の受験生はこのようなサポートを受けられないため、どうしても孤独との戦いにもなってしまうのです。
閉鎖的な環境
受験生本人が気付きにくい点として、田舎は都会よりも閉鎖的な環境であるということです。
都会であれば違う学校の友人や違う塾に通う友人がたくさんいるため、自分が受けている授業や相談している先生のレベルが高いかどうかを比較する術があります。
しかし田舎の受験生だと下記のような閉鎖的な環境で受験に臨む受験生も少なくないでしょう。
- 同じ学校の友人としか会わない
- みんなが同じ塾に通っている
そうすると、学校の先生や塾の先生が言っていることが正しいかどうかを疑うことが困難になってしまい、仮に正しくない情報であってもそれを受け入れてしまうことにつながってしまいます。
田舎・地方の受験生が不利を覆すために意識するべきこと

塾や予備校がないから大学受験を諦めるのは非常にもったいないことです。
大学受験を成功させる3つのコツを紹介していきますので、参考にしながら諦めずに大学受験に挑戦していきましょう。
- 情報の取捨選択を意識する
- 模試を最大限活用する
- 周りに流されない
情報の取捨選択を意識する
田舎の受験生は周りに大学生や大学出身者も多くなく、本屋さんも都会よりも充実していないでしょう。
そうすると必ずインターネットを使って必要な情報を得ようとしますよね。
- 英単語のオススメの参考書は?
- 数学って青チャートと黄チャートどっち使えばいい?
特にこのような参考書に関する情報を調べることが一番多いと考えています。
そうすると多くのサイトで下記のような様々なことが書かれていますよね。
- ターゲット1900がいい
- システム英単語が一番
- 難関大なら東大英単語英熟語鉄壁が必須
その結果、すぐに一つに絞ることができればいいのですが、多くの受験生はあれこれと複数の参考書に手を出してしまいます。
それでは全く成績が上がる勉強法を実践することができません。
インターネットで情報を収集することはとても重要なことですが、余計な情報も多く含まれており、本当にあなたに必要な情報というのは限られています。
それを見つけて、他の情報に惑わされないことがとても大事になります。
(メモ)
英単語帳は基本的に有名どころであれば掲載されている単語に大きな違いはありません。
本屋さんで実際に見て、単語の並べ方や直感で気に入ったものを使えば問題ありません。
決断できなければ「ターゲット1900」を利用しておけば難関大でも十分にカバーすることができます。
模試を最大限活用する
田舎や地方の受験生だと模試を気軽に受けることも難しいかもしれません。
しかし周りから得られる情報が少ない分、模試は最大限に有効活用するべきなのです。
- 自分がどのレベルにいるのか
- どの科目・分野を伸ばしていけばいいのか
- 志望校合格に少しでも近づけているのか
模試はこのようなデータを客観的に示してくれるため、現状と今後の対策がとても明確になります。
模試は数多く受ければいいというものではなく、そこから自分が何を得られて何を考え、どのように行動するかがとても大事になります。
周りに流されない
都会の受験生は塾や予備校に通うことで、仲間やライバルから刺激をもらい、自然と受験モードに入ることができます。
しかし田舎の受験生であれば、この受験モードに入ることが難しいと考えられます。
同じように受験をする友人ばかりならいいのですが、高校卒業後に就職する友人、地元の大学に進学する友人、受験する予定だけど危機感がない友人など様々いるでしょう。
その時に自分は周りに流されずに、きちんと受験モードに入って受験勉強に集中することが大事になります。
「周りが遊んでるから自分も遊ぼう」などと周りに流されないようにしましょう。
田舎で塾がない不利を解決する2つの方法
これまで田舎の受験生がいかに不利なのかを解説してきましたが、その多くは塾・予備校が近くにない・充実していないことが大きな要因です。
そのため、この塾がないという不利を解決するために2つの方法を紹介していきます。
学生寮のある塾・予備校に通う
塾や予備校によっては寮を配備していることがあります。
田舎で塾がなくても、そのような塾であれば入塾することができるでしょう。
寮に入れば塾までの距離を気にする必要がありませんし、同じような目標を持ったライバルに囲まれるため刺激をもらいながら受験勉強に励むことができるでしょう。
ただし、寮には高校生は入ることができず、既卒生のみというパターンが一般的ですので注意が必要です。
大学受験専門のオンライン塾・予備校を利用する
塾や予備校がない田舎・地方の受験生が不利を解消するために一番効果的なことはオンラインの塾・予備校に通うことです。
オンライン塾・予備校はこれまで説明してきた不利を解消するだけでなく、様々なメリットがあります。
- 授業料が安い
- どこからでも授業が受けられる
- 自分の都合のいい時間に受けられる
(オンライン塾・予備校の種類と選び方は後ほど解説しますので、ぜひ参考にしてください)
ただしオンライン塾・予備校は必ず大学受験対策に特化しているところを選ぶことが大事になります。
先ほどから情報の重要性を何度か説明してきましたが、小学生〜高校生まで対応の塾よりも高校生のみを対象とした塾の方が大学受験に関してより正確で膨大な量の情報を持っていることは明らかです。
また、小〜高までが対象の塾ですと一人の先生が小学生と高校生の両方を教えることもあり、大学受験に特化した授業を得意としていないケースが多々あります。
高校生のみを対象とした塾・予備校であればこのような心配は必要ありません。
オンライン塾・予備校の種類とオススメ5選

ここからはオンライン塾・予備校は一体どのようなタイプのものがあるのか、そしてあなたはどのタイプの塾に通うべきなのか解説していきます。
- 映像授業
- 個別指導
- 個別指導&コーチング
映像授業
一番イメージしやすいタイプがこの映像授業ではないでしょうか。
録画されている授業を見て、自分で勉強を進めていく形式です。
基本的にはパソコンで学校の授業を受けているような感覚ですが、授業内容は大学受験に特化している点が魅力です。
メリット
- 授業料が安い
- いつでも、何度でも好きな時に見れる
- 大学受験に特化した授業を受けられる
デメリット
- 自分で勉強するスケジュールを立てる必要がある
- 映像授業以外のサポートがほとんどない
- 授業を受けて「わかった気」になりがち
(映像授業のオンライン塾・予備校を選ぶべき受験生の特徴)
- ある程度自分で勉強ができる(偏差値55以上)
- 自己管理や勉強方法に自信があるから授業さえ受けられれば満足
(オススメの塾・予備校)
ステディサプリ
河合塾One
個別指導・家庭教師
オンラインでの個別指導塾というのもあり、これはタブレットや書面カメラなどを使って実際に解いている姿も確認しながら進められるタイプです。
これと似たようなものにオンライン家庭教師というのもあり、授業方法はオンライン個別指導と大きな違いはありません。
対面の個別指導と同じように、与えられた課題を解いて、それを解説、質疑応答といった流れで授業を進めることがほとんどです。
メリット
- 自分にあった授業を行ってくれる
- 質問がしやすい
- 先生との距離感が近く、安心して授業が受けられる
デメリット
- オーダーメイドの授業ではあるが、志望校合格に直結する計画が作成されていないことが多い
- 映像授業と比較すると授業料が高い
- 科目の勉強は教えてくれるが、大学受験全体に関するアドバイスがほとんどない
- 学校の授業のようなものは受けられない
(個別指導・家庭教師のオンライン塾・予備校を選ぶべき受験生の特徴)
- 自分の学力に応じた授業を受けたい
- 学校の勉強にあまりついていけていない
(オススメの塾・予備校)
坪田塾
アクシスオンライン
個別指導&コーチング
こちらはあまり馴染みがないかもしれませんが、個別指導を行いつつ、コーチという役割の人が大学受験全体のサポートをしてくれることが特徴です。
志望校合格までのカリキュラム(勉強計画)や、志望校や滑り止めの戦略的な決定などの受験戦略といったサポートを行ってくれます。
メリット
- 自分にあった授業を行ってくれる
- 志望校合格までの多種多様なサポートが受けられる
- 勉強計画の作成、管理をしてくれる
デメリット
- 映像授業と比較すると授業料が高い
- 学校の授業のようなものは受けられない
(個別指導&コーチングのオンライン塾・予備校を選ぶべき受験生の特徴)
- 個別指導を受けつつ大学受験に特化したサポートを受けたい
- 大学受験の勉強方法に少しでも不安がある
(オススメの塾・予備校)
大学受験予備校ライト
大学受験予備校ライトでは最短で志望校合格を目指すために、大学受験を成功させるためのあらゆるサポートを行っています。
(個別指導)
- 対話と「理解」を重視した双方向の個別指導
(コーチング)
- 最短で志望校合格を目指す受験戦略
- 志望校合格から逆算して作成したカリキュラム
- 全科目の進捗管理、勉強指導
- LINEなどを使った自学自習の徹底サポート
大学受験は受講している科目のみ授業を受けていれば志望校に合格できるというわけではありません。
そのため、当塾では個別指導の受講科目数に関係なく、コーチングは全科目を対象に実施しています。
少しでも興味がございましたら、メールで無料相談も受け付けていますのでお気軽にご連絡ください。
田舎の受験生がオンライン塾・予備校を選ぶ時の注意点
最後に、田舎の受験生がオンライン塾・予備校を選ぶ時の注意点を解説していきます。
これらのことに注意して、自分にあった塾を選ぶようにしましょう。
- 機材がそろっているか
- 質問しやすい環境か
- 自分の目的とマッチしているか
機材がそろっているか
ほとんどのオンライン塾では下記の機材があれば授業を受けられるでしょう。
- パソコンorタブレット
- Wi-Fi環境
ただし塾によってはパソコンとタブレット両方を用意する必要があったり、ペンタブレットが必須な場合もあります。
また通信環境があまり良くない場合、オンラインでの授業でタイムラグなどが発生してストレスを感じてしまうこともあるので注意が必要です。
質問できる環境か
オンライン塾・予備校を利用するのであれば、積極的に質問して最大限活用することをオススメします。
質問することで情報不足や情報の偏りを補うことができますし、悩みや不安を相談してストレスを減らしながら受験勉強に励むことができます。
オンライン塾によっては質問しても毎回違う人が回答したり、チャットでしか質問できない場合があるので注意して選ぶようにしましょう。
自分の目的とマッチしているか
オンライン塾・予備校にも様々な種類があるため、自分の目的とマッチした塾を選ぶことが大事になります。
例えば大学受験対策であれば当塾のように大学受験を専門にしている塾を選ぶことがオススメです。
自分の目的とマッチしていない塾に入塾してしまうと、質の高い授業を受けられなかったり、正しい情報を得られない可能性があります。
それではオンライン塾を利用している意味がないので、自分の目的とマッチした塾を選ぶようにしましょう。