大学受験に向けて、あなたは模試を受ける機会が増えていることと思います。
模試を受けたあと、解き直しなどをしていますか?
「模試を受けて結果は確認したけど、それ以外はとくに何もしていない」
というあなたは、これからお話することを実践すれば、今よりももっと成績が上がるかもしれません。
では具体的に何をすれば良いのでしょうか。
それはズバリ「復習」です。
模試の復習といっても、どのようにやれば良いか迷う人もいるかもしれませんね。
今回は、模試の復習の仕方について具体的に解説していきます。
模試を受けた日、そして模試の結果が出たときにあなたがすべきことをお伝えしますので、受験生やこれから模試を受ける高校生は必見です。
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目次
模試を受けっぱなしでは勿体ない
あなたはどのような目的で、模試を受けていますか?
答えが「自分の今の実力を確かめるため」だけであれば、それは非常に勿体ないです。
なぜなら、模試は入試本番と同じような環境・問題が用意されているので、受けて結果を確認するだけでなく、それ以外にも活かせることがあるからです。
その一つが、模試を受けることで自分の弱点を知り、間違った問題を復習することで、今の学力よりも着実にレベルアップできることです。
模試の答え合わせをしながらしっかりと復習することで、初めて模試を活用できていると言えるのです。
このように、模試は受けっぱなしでなく、受けたあとに復習することで本番の入試に活かせる、ということを覚えておきましょう。
模試当日の復習・解き直しのやり方
まずは時間をかけて全て解き直す
模試から帰宅したら、その日のうちにすべての問題を解き直しましょう。
その際、まず自己採点をしたくなりますが、その前に問題を1から解き直すようにしてください。
先に自己採点をしてしまうと、「迷ってたまたま正解」だった問題も、理解していると勘違いしてしまう可能性があるからです。
1から解いてみたときに、復習も模試結果も○(正解)の問題は良いのですが、模試結果では○(正解)だったけれど今解いてみたら×(不正解)という問題は、100%理解できていない可能性がありますよね。
このような問題は試験当日に間違えてしまうかもしれませんので、しっかりと復習する必要があるのです。
このように、模試当日は自己採点の前に、時間かけてすべての解き直しをしましょう。
自己採点をする
模試当日にもう一度すべての問題を解き直したら、次に自己採点を行いましょう。
その際、模試本番と先ほど解き直した分と、両方の自己採点をしてください。
2つの自己採点をすることで「100%理解している」のか、「時間をかければ解ける」のか、それとも「理解度0% OR 全く分からない問題」なのか判別することができるからです。
どちらか一方が間違っている問題、両方間違っている問題はしっかり理解できていないということなので、もう一度復習する必要があります。
このように、今回の模試で50%以下の理解度の問題を把握するためにも、自己採点を行う際は本番・復習の両方の自己採点を行うようにしましょう。
解けなかった問題の原因を分析する
自己採点のあとは、不正解だった問題がなぜ解けなかったのか、考えてみましょう。
なぜなら、不正解だった原因は「分からなかった」だけでなく、様々な原因が考えられるからです。
不正解だった原因には、もちろん1回目も2回目も「全くわからなかった」という理由があると思います。
それ以外には、1回目は時間がなくて解けなかったけれど、2回目は時間をかけることで解くことができた場合もあるからです。
つまり模試本番は「時間配分が良くなかった」「解くスピードが良くなかった」などの原因が見えてくるのですね。
このように、どちらか不正解だった問題は「なぜ解けなかったのか」の原因を分析するようにしましょう。
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解けなかった問題を徹底して対策
解けなかった問題は徹底して復習を行いましょう。
1回目2回目ともに解けなかった問題は理解できておらず、同じ問題が大学入試で出た場合、今の時点では点数を落としてしまうことになるからです。
本番、解き直しともに不正解だったということは十分に理解ができていないため、答えや参考書を確認しながら解き方をしっかり復習しましょう。
また、明日以降しっかり解けるようになるまで、何度も解き直しをしましょう。
そうすれば、同じ問題が出ても大学入試では点数が取れるはずです。
このように、模試本番でも解き直しでも分からなかった問題は、徹底して復習してください。
模試の結果が返却された日の復習・解き直しのやり方
自己採点と一致しているか照らす
模試結果が返却されたら、当日に照らし合わせた自己採点と一致しているかを確認しましょう。
あなたがメモした回答と、実際問題用紙に記入した回答が異なる場合があるからです。
例えば、見直しの際にケアレスミスに気付いてギリギリに回答を変えた場合などは、自分の問題用紙への変更を忘れてしまうことがあります。
自己採点と実際の結果が違っている場合、せっかく復習した効果が半減してしまいますので、結果と事前の自己採点が一致しているかを照らし合わせるようにしましょう。
記述問題の点数を確認する
模試の結果が返却されたら、記述問題の点数を必ず確認しましょう。
あなたの自己採点と実際の点数は誤差があることが多いからです。
記述式の自己採点は解答を確認しても非常に難しく、掲載されている解答はあくまでも一例です。
例えば数学の場合、最終的な答えが間違っているから0点というわけでもなく、途中の考え方が合っていれば点数がもらえることもあります。
そのため、あなたが受けた模試に国語や数学の記述問題があれば、点数と自分の解答を照らして、自分の回答の良かった点、悪かった点を分析してノートにまとめておくようにしましょう。
このように、記述問題は解答と自分の点数を見比べて、分析すると次回からより効果が上がります。
解けなかった問題を解いてみる
模試が返却されてから後日、もう一度不正解だった問題を解いてみましょう。
模試当日の1回目と帰宅後の2回目に解けなかった問題をもう一度解き、理解できていなかった分野の対策ができているかを再確認する必要があるからです。
この3回目で正解していれば、2回目の復習が活かされており、受験本番で同じ問題が出されても大丈夫でしょう。
もし3回目も不正解なら、もう一度解答や解説を見ながら復習し、ここで100%理解ができるように努力してください。
このように、模試返却後、解けなかった問題をもう一度後日解いてみて、理解しているかを確認しましょう。
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