大学進学を決めたなら、合格を目指してわき目も振らずに勉強するのは当たり前のことです。
でも、受験勉強の期間は長いので、いつまでに何ができるようになるか具体的な目標を決めずに勉強を始めると、途中で進む方向を見失ってしまうこともあります。
受験当日までの長い道を最後まで歩き通すためには、計画を立てて勉強するのが効果的!
少しでも早く成績をあげたくていきなり難問を解き始める人もいますが、成績アップを目指すなら具体的に受験勉強の計画を立てておくことが大切です。
計画が何もないままで受験勉強を始めると、回り道をしたり時間が足りなくなったりしかねません。
今回は、大学受験の合否を左右する『計画』について解説します。
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大学受験は計画が大事
受験勉強を始める時は、志望校合格に向けてしっかり計画を立てて勉強を進めましょう。
いつまでにどの科目をどれぐらい勉強するのか具体的に計画を立てておくと、自分の勉強の進度が正確に把握できるからです。
受験生の中には計画を疎かにしていきなり問題集を開く人もいますが、計画が何もないままで進める受験勉強は、ガイドブックや地図を持たずに初めて訪れた観光地を歩くのと同じこと。
目的地までの最短ルートや途中の目印・標識を知らないままで歩くと、時間ばかりかかってしまいます。
今どこを歩いているのかさえわからなくなると、道に迷って目的地までたどり着けなくなる心配もあります。
受験勉強でも計画がないままでがむしゃらに問題集を解くだけでは、自分の力を最大限に伸ばすことは難しいのです。
受験当日までの限られた時間の中で効率的に勉強して成績を伸ばすためにも、自分がどのように勉強を進めていくのかを細かく計画を立てて進みましょう。
大学受験の計画を立てるコツ
大学受験に向けて計画を立てる時のコツについて解説します。
3つのレベルで計画を立てる
志望校合格に向けて効率的に勉強を進めるためには、次の3つのレベルで計画を立てるのがおすすめです。
- 月単位の計画
- 週単位の計画
- 1日単位の計画
いつどの科目をどのぐらい勉強するか具体的に計画を立てておくと、やるべきことがはっきりしているのですぐ勉強に取り組めるからです。
月単位の計画では、ひと月でどの科目の勉強をどこまで進めるか大まかなスケジュールを立てます。
志望校合格が最終目標なので「何を重点的に勉強するか」「苦手な科目を何月までに克服するか」をざっくりと決めておかないと、目標達成までの時間が足りなくなってしまいます。
月単位での具体的な計画は、ひと月で到達しておきたい低めのゴールです。
毎月の目標をクリアすることで、合格を手にするまでの長い受験期間を息切れせずに進めるのです。
週単位の計画では、1週間で受験科目のどの部分を勉強するか具体的に目標を設定します。
今の自分に足りない部分を補強するために、1週間で取り組む学習内容を決めましょう。
学校の定期テストや行事もあるので、時間的に無理なスケジュールを立てるのは避けた方がよいです。
目標を達成できないままで1週間が終わることが続くと、やる気が出なくなる場合もあります。
日単位の計画は、1日の内でいつ何を勉強するかを決めておきます。
「今日は何から勉強を始めようかな?」と毎日悩むようでは大切な時間を無駄にしてしまうので、今日やることを明確にさせることが大事です。
通学時やすき間時間を使ってできることもあるので、1日の勉強スケジュールに入れておくと良いです。
志望校合格から逆算する
受験勉強を始める時は志望校の入試問題をしっかり研究して、合格から逆算して計画を立てましょう。
大学ごとに受験科目や出題傾向・配点が違うので、合格を勝ち取るためには志望校に焦点を定めて勉強する必要があるからです。
- 各科目の合格最低ラインは何点か
- 受験科目トータルでは何点必要なのか
- 今の自分に不足しているのは何か
具体的な目標を設定するためにも、志望校が求めている合格者像と自分とのギャップを数字で把握することは欠かせません。
志望校合格から逆算して考えたら、合格最低ラインを突破するためにはどの科目のどこを補強するか、苦手科目はどこまで克服できればよいかがわかります。
自分がこれから到達すべき目標が明確になってこそ、具体的な計画が立てられるのです。
日本中の受験生が必死に勉強しているのですから「合格したい!」という漠然とした目標だけで志望校に合格するのは難しいです。
志望校合格に目標を絞って、限られた勉強時間を効率的に使えるような計画を立てましょう。
計画は道標!随時修正しよう
大学受験は長丁場なので、計画通りに勉強を進めようとしても思うようにはかどらない時や成果がなかなか出ない時があります。
そんな時は、一度立てた計画を見直して随時修正することも必要です。
計画通りに進めることだけにこだわり過ぎていると、今の自分に必要なことを見失ってしまうからです。
「勉強が計画通りに進まない」「思うように成績がのびない」と悩むときは、勉強できない理由をみつけたり改善策を考えたりして、少しでも前に進む方法をつかみましょう。
避けてほしいのは、計画通りにやれない自分はダメだと気落ちしてネガティブな感情にとらわれてしまうこと。
自己嫌悪やネガティブな感情を抱いたままでは、次の一歩を力強く踏み出せません。
計画は志望校合格を手にするための「道標」になるものです。
最初に立てた計画をこなすことが受験勉強の目的ではないのですから、途中で計画を軌道修正しながら進めましょう。
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まとめ
今回は大学受験の合否を左右する『計画』について解説しました。
計画を立てる時は、次の3つのレベルを意識しながら作ると良いです。
- 月単位の計画
- 週単位の計画
- 日単位の計画
また、具体的に目標を設定するためにも、志望校合格から逆算して計画を立てることをおすすめします。
受験勉強に使える時間は限られているので、合格ラインに達するまでどこを重点的に勉強するかを考えることが大事です。
計画は志望校合格までの道標になるものなので、日々計画を確認し必要な修正を加えながら効率的に勉強しましょう。