「自分の知識を生かして講師のバイトをしたいけど、塾講師か家庭教師のどっちがいいんだろう?」
自身の大学受験の知識とノウハウを活かして、講師のアルバイトをしてみようと思う人は多いのではないでしょうか。
講師のアルバイトは「塾講師」「家庭教師」の2つあります。
結論を言うと、学生には「塾講師」がおすすめです!
そこで今回は、塾講師か家庭教師のどちらのアルバイトをしようか迷っている学生のためにまずは
- 塾講師と家庭教師の違い
- 塾講師がオススメの人の特徴
- 家庭教師がオススメの人の特徴
を解説します。
そのうえで、学生には塾講師のバイトがオススメな理由を解説しているので、ぜひ最後までこの記事を読んで下さい。
おすすめは塾講師ですが、自分がどっちに向いているのかを考え、自分に合ったバイトを選んでください。
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塾講師と家庭教師の違い
塾講師と家庭教師の主な違いを3つ解説します。
給与
まずは、給与の違いです。
塾講師、家庭教師ともに時給1,200円が相場で、基本的には同じです。
しかし、塾講師は時給が劇的に上がることは少ないのに対して、家庭教師は自分で生徒を見つけて個人契約することで時給を交渉することができ、3,000円ぐらいまで上がることもあります。
相場の1,200円ですが、安定して少しずつ時給が上がるか、契約交渉しだいで高額な時給になるかという点が、塾講師と家庭教師の給与の違いです。
仕事内容
次は、仕事内容です。
塾講師は塾で決められたカリキュラムの授業を行う場合がほとんどですが、家庭教師は教える授業内容を自分で決めることが多いです。
塾講師は集団か個別によって授業のカリキュラムに差はありますが、基本的には塾で決められた内容の授業を行います。
一方で、家庭教師は完全に個別対応の為、生徒に合わせて授業内容を自分で決めることが多いです。
決められた内容の授業を行うのか、自分で授業内容を決めるのかという点が、塾講師と家庭教師の仕事内容に違いです。
サポート
3つ目は、サポート面です。
塾講師は先輩や塾長や他の講師が近くにいるため相談しやすく、サポートを受けることができます。
一方で、家庭教師は近くに相談できる人が少ないです。家庭教師でも、会社と契約している場合は、本部に相談することができますが、本部は生徒のことを普段から見ているわけではないので、あまり説得力のあるサポートは受けることはできません。
個人的に契約している家庭教師の場合は、相談する人はより少なくサポートもないです。
相談相手がおりサポートを受けることができるか、説得力のあるサポートを受けることができずに自分で解決しないといけないのかという点が、塾講師と家庭教師のサポート面の違いです。
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塾講師がオススメの人の特徴
塾講師がオススメの人の特徴は次の3つです
- 周囲と協力して生徒の成績を上げていきたい
- 同年代の同僚や塾長と協力することで自分自身の成長につなげたい
- 集団授業をやってみたい(教員志望など)
この3つのうち1つでも当てはまる人は、家庭教師より塾講師がおすすめです。
特に教員志望の方は、集団授業を行うというスキルが身につくだけでなく、他の先生とのコミュニケーションの能力も身につくので、実際に教師になったときにそのスキルが役に立ちます。教員採用試験の面接でもアピールポイントにもなります。
もちろん教員志望でない人も、「仕事を誰かと協力して進める・集団授業を通して人前で話をする力」は社会に出ると役に立ちます。
1人ではなく誰かと協力して生徒の成績向上を目指したい人、自分自身の社会人になるに向けてのスキルを身につけたい人は、塾講師がおすすめです。
家庭教師がオススメの人の特徴
家庭教師がオススメの人の特徴は次の3つです。
- 自分の教え方に絶対的な自信がある
- 報告書など塾長に相談する時間が面倒だと感じる
- 自分で個人契約をして時給をどんどん上げていきたい
この3つのうち1つでも当てはまる人は、塾講師より家庭教師がおすすめです。
自分の勉強法や教え方を確立している場合は、報告・相談などの業務外の時間を減らし、時給の高い契約をこなしていく方が、稼ぐという点で家庭教師の方がメリットは大きいです。
自分のスキルに自信があり、面倒くさいコミュニケーションを避けて、がっつり稼いでいきたいという人は、家庭教師がおすすめです。
学生には塾講師のバイトがオススメ
ここまで塾と家庭教師の違いと、オススメの人の特徴を解説してきました。
総合して結論を言いますと、「学生には塾講師のバイトがオススメです!」
なぜ塾講師のバイトがオススメなのかというと、学生は同年代の同僚と切磋琢磨することで自分自身の成長に繋げられることができるうえ、社員や塾長がサポートしてくれるので安心してバイトができるからです。
家庭教師のような時給の高いバイトをしたい場合にも、まずは塾講師から初めてみて、自分の教えるスキルが身についてから家庭教師で時給をあげていくことがよいでしょう。
実際に私も塾講師をしていましたが、授業の進め方や小テストのレベル感など、わからないところはすぐに他の先生と相談しながら進めることが出来て、安心して働いていました。
多くの大学生が塾講師としてバイトをしているので、ひとりでこなしていく家庭教師よりも、友達の輪を広げることもできます。
家庭教師がダメというわけではないですが、“学生のバイト”としては、自身の成長にもつながり、サポートがあり安心して働くことができる塾講師がおすすめです。