英語の勉強方法

英語と韓国語はどっちが簡単?難易度比較やおすすめを解説

英語と韓国語どっちがおすすめ

近年のK-POPなどの普及により、日本でも韓国語の学習者が非常に多くなってきています。

しかし、「韓国語を学ぶなら英語を勉強した方が自分のためになるのでは」という気持ちがあって、結局どちらも勉強に手をつけていない状況で止めってはいませんか?

今回は英語と韓国語の需要や難易度を比較し、どちらを勉強するべきかおすすめを解説していきます。

英語と韓国語の需要比較

英語の方が需要は大きい

まずは需要の面で比較すると英語の方がはるかに需要が大きいでしょう。

下記は英語と韓国語の話者数の違いですが、英語は世界で15億人に対し、韓国語は7,500万人になります。

話者数の比較だけでもおおよそ10倍の差があります。

また英語は世界共通言語でもあるため、日本のように第二言語として学ぶ国も多くあります。

そのため、英語は世界のあらゆる地域で使われている言語であり、習得することでグローバルにコミュニケーションをとる力を身につけることができます。

ビジネスなどの面から見ても英語の需要や実用性は韓国語よりもはるかに高いのが実情です。

国名話者数
英語15億人
韓国語7,500万人
WIP Japan Corporationより一部抜粋

韓国語は韓国と北朝鮮で使用されている

韓国語(朝鮮語含む)は基本的には韓国と北朝鮮でしか使用されていません。

日本人が北朝鮮人とコミュニケーションをとることはあまり考えられないため、韓国語を学ぶ目的は韓国への興味が一番の理由になります。

しかし韓国語のデメリットは、やはり韓国以外ではほとんど使用することができないことです。

例えば中国語であれば中国以外に台湾や香港、シンガポールなどでも使われているため実用性が高くなるのですが、韓国語はそのようなメリットはありません。

そのため、日本国内の需要だけで見ても韓国語を学ぶメリットは大きくないと言えます。

英語と韓国語の難易度比較

英語と韓国語はどっちが簡単なのか、結論からいうと一般的には韓国語の方が簡単です。

DiLA国際語学アカデミーのデータを見ても、英語は習得が比較的難しい言語、韓国語は習得が比較的易しい言語に分類されています。

学びやすい外国語、難しい外国語

引用:https://dila.co.jp/business/policy/

英語の勉強の特徴

日本人が英語を勉強する上で利点となることは以下が挙げられます。

  • 中学、高校で学んだ知識がある
  • 学習環境が整っている

英語は中学や高校で学ぶため、単語や文法などの基礎知識がある程度揃っているところから始まります。

また、大人になってから英語学習を始める場合でも通信教育や英会話、英語コーチ、アプリなど様々な学習環境が整っています。

そのため自分の環境に合わせて勉強を進められるという特徴があります。

日本人が英語を勉強する上で難点になることは以下が挙げられます。

  • 覚える単語の量が多い
  • 文法が複雑で暗記量が多い

英語は覚えるべき単語の数が非常に多く、多くの同義語や派生語があるため、語彙の習得には時間がかかります。

また、英語の文法は時制や冠詞、前置詞などが多岐にわたり、語順も日本語とは大きく異なります。

この英単語と文法は学生時代に苦労した方も多くいるのではないでしょうか。

この点は韓国語と比較すると英語の方が難易度が高くなってしまいます。

韓国語の勉強の特徴

日本人が韓国語を勉強する上で利点となることは以下が挙げられます。

  • 文法が日本語と類似している
  • 日本語と似ている語彙が多い

韓国語の語順は日本語と同じく、主語-目的語-動詞の順序のため学生時代に英語を勉強した時のような「どの順番で単語を並べればいいのか」と悩むことはありません。

また、家族は韓国語で「カジョク」、約束は「ヤクソク」と発音するように日本語と韓国語では似ている単語が多くあります。

語学を勉強する際に単語の暗記と文法の理解は必須であり苦労するポイントですが、韓国語においてはこの点であまり苦労しないというメリットがあります。

日本人が韓国語を勉強する上で難点になることは以下が挙げられます。

  • ハングルを覚えないといけない
  • 敬語が複雑

韓国語は漢字でもなければアルファベットでもない、ハングルという独特の文字を使います。

そのためアルファベットを覚えた時のように、まずはよく分からない文字を暗記するところから勉強を始めなければなりません。

また、韓国語には日本語以上に複雑な敬語体系があり、相手の年齢や地位に応じて適切な敬語を使い分ける必要がある点も習得が難しいポイントになります。

英語を勉強するべき人の特徴

英語を勉強するべき人としては下記のような特徴が挙げられます。

  • 英語と韓国語のどちらを勉強するか悩んでいる
  • グローバルにコミュニケーションを取れるようになりたい
  • 幅広く就職や転職を有利に進めたい
  • 自分に合った勉強方法を模索しながら新しい言語を習得したい

このように韓国語を勉強する明確な目的がない方は、英語の勉強を選択することをオススメします。

また英語学習は場所や方法など様々なアプローチで学習を進めていくことができます。

勉強が続くか不安な方は自分に合った勉強方法を見つけやすいのが英語学習の特徴でもあります。

韓国語を勉強するべき人の特徴

韓国語を勉強するべき人としては下記のような特徴が挙げられます。

  • 韓国への出張が多いビジネスマン
  • K-POPなど韓国のエンタメや文化、歴史に興味がある
  • 英語はある程度話せるため、第三言語を学びたい
  • 英語以外の言語を習得して強い個性を発揮したい

このように既に仕事で韓国語の習得が必要であったり、韓国語を勉強することで趣味をより楽しめる方にオススメになります。

またそれ以外にも英語を習得済みの方の第三言語としてもオススメです。

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